第2プロダクトデザイン部
プログラムデザインダイレクター
入江 慎一郎

極限まで追求した
新型ノート e-POWERの造形美

2020.11.24

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電動化の時代を感じさせるデザイン、
「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」を具現化

みなさんこんにちは!デザインの責任者の入江です。
新型ノート e-POWERのデザイン開発では、極限まで要素を絞り込みピュアな造形美を作り込むためにデジタルツールを使いながらもフィジカルチェックを何度となく繰り返し行って来ました。正にデジタルとフィジカルの融合です。

日本人の持つ本質的な美意識を刺激するエクステリアデザイン

ピュアEVの日産ARIYAと共通のデザインランゲージ「タイムレスジャパニーズフューチャリズム」を具現化し生まれた新型ノート e-POWER。コンパクトカーの常識にとらわれることなく全く新しい価値観を訴求し、電動化の時代を感じさせてくれるデザインです。

それは、前後をつなぐ1本の水平なプレスラインから始まります。そしてその下に広がるクリーンでありながらも艶やかにうつろい、張りのある面の抑揚が新しい日産のエクステリアデザインの特徴です。

組子からインスパイアされたグリルパターンのセンターには、日産の新しい象徴であるブランドシンボルと共に、そのグリルと一体化した先進的な薄型のヘッドランプ。またそこにインテグレートされた次世代のVモーション・クロームメッキにより、新世代の日産デザインの顔へと一新しました。

そしてリアコンビは特徴的なシグネチャーとなる、水平に広がる横一文字のシェイプを施し、リアビューからのワイド感にも寄与しています。
新型ノート e-POWERのエクステリアデザインには、日本人の持つ本質的な美意識を刺激する、このような次世代のデザインランゲージに満ち溢れています。
それは時に電動化へと向かう時代の変化と共鳴し合い、自動車の歴史の中で100年に1度の変革期になると言われているこの新世代への幕開けに、正にふさわしい1台になると我々は確信しています!

電動化に相応しい先進感と使い易さを兼ね備えたインテリアデザイン

インテリアでは、標準装備となる小型の電制シフトデバイスが乗るブリッジ型のセンターコンソールに、大型の収納スペースやロングリーチのアームレストが装備され、革新的なデザインと共に快適なドライビングの両立が楽しめる魅力のアイテムになっています。また、センターディスプレイと一体化したメーターによって、電動化に相応しい先進感と使い易さを兼ね備えた、日産の新しい思想を体感して頂けると思います。更に最大限外に向かって広がりを見せるインストルメントパネルによって、コンパクトカーでありながらも、開放的で未来的、そして充実したドライビングを楽しめるデザインに仕上がりました。

センターアームレストにこうやって肘を乗せながら、らくらくと電制シフトを操作できるのが良いですね。今までのコンパクトカーでは有り得なかった装備が満載です。

そして、ボディカラーはこのブルーブラックとバイオレットブラックの2トーンを始めとするトータル13色もの多彩なカラーバリエーションを取り揃えています。男性でも女性でもお好みのカラーが選べるのが魅力です。

どうでしたか?満を辞して皆さまにお披露目させて頂くこの新型ノート e-POWERのデザインの世界観。上手く伝わったでしょうか?コンパクトカーの常識を打ち破るべく、我々デザイナー一同、自信を持ってお届け出来るデザインに仕上がったと思っています。 次は是非実車を体験なさって下さい。よろしくお願い致します。

Presentation

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