サーキット写真

鈴鹿サーキット

2019年 5月25日(土) ~ 26(日)

参加者

  • 荒木 大樹株式会社日産サティオ富山
  • 松本 大貴浜松日産自動車株式会社
  • 山本 貴司日産プリンス名古屋販売株式会社
  • 朝日 涼太日産プリンス名古屋販売株式会社
  • 村田 亮日産プリンス三重販売株式会社
  • 清水 拓日産大阪販売株式会社
レース写真レース写真

レース総評

シーズン3戦目となる「SUZUKA GT 300」が5月25日(土)、26日(日)に行われた。今回の開催場所は三重県にある鈴鹿サーキット。
Round.1では5位、Round.2では4位と、ここまで良いポジションを維持してきた56号車。Round.3ではわずかに届かなかった表彰台を目指す。
今回参加した6名のテクニカルスタッフ(以下、TS)も、Round.1・Round.2と同様にレースの一週間前からチームに合流。レースに向けて車両の調整を行ってきた。
25日(土)の予選。開幕戦・第2戦と悪天候によりアクシデントの多い厳しいレースが続いたが、この日は快晴。天気に恵まれた予選にチームは期待を募らせた。
しかし、タイヤのウォームアップ中に他車のトラブルにより赤旗が振られ、レースは一時中断。その後再開するも、ウォームアップが途中のままタイムアタックに挑むことになり苦戦。結果は21位となり、決勝では後方からのスタートとなった。

レース写真レース写真

26日(日)の決勝は、気温が30度を超える真夏日となり、路面温度は39度にまで上がった。タイヤにもドライバーにも厳しいコンディションの中、レースがスタート。21位でのスタートとなった56号車は、追い抜きが難しいといわれる鈴鹿サーキットで怒涛の勢いで次々と前走する車両を抜いていき、10位まで順位を上げる。しかしその後、マシントラブルに巻き込まれて予定外のタイヤ交換を余儀無くされる。その結果、怒涛の追い上げもむなしく、18位でレースを終えることとなった。
決勝では他車よりもラップタイムが良く順位も上げていたために、予定外のタイヤ交換でこの最終順位は悔しいものがあった。しかし、そんなトラブルが起きた時でも、TSたちは「最後まで諦めない」という気持ちのもと冷静に作業し、チームの一員として最後まで健闘した。
決勝当日には、TSの所属する販売会社社長も駆けつけ、TSたちを激励した。
また、前回2名が参加したGT 500クラスに、今回は6名全員が交代で参加。
TSたちにとって素晴らしい経験となった。

KONDO Racingのコメント

KONDO Racingのコメント

F1も開催され、高い総合力が問われる鈴鹿サーキットでの第3戦。開幕戦5位、第2戦4位とわずかに表彰台を逃していることもあり、「NISSAN MECHANIC CHALLENGE」に関わる全ての人の表彰台への期待は大きかった。その期待を背負い、チームは第3戦に臨んだ。しかし、予選Q1アタック中に他車の原因による赤旗中断で、予選タイヤを十分に使いきれず21位という結果になった。予選が下位となってしまっても、テクニカルスタッフ(以下、TS)と日産校学生の作業での集中力は切れることなく、TSは「諦めない気持ち」を最後まで持ち続けレースに挑んだ。本プロジェクトの狙い通りチームプレイ、責任感ある行動、諦めないチャレンジ精神は着実にチームに浸透していることがうかがえた。決勝は、スタート後から着実にポジションを上げていったが、タイヤとのマッチングが厳しい状況のまま本来1ピットで戦うレースを2ピット作業を強いられ結果18位となった。レースは良い結果ばかりではなく、TSの心を鍛える場にもなる。

整備士インタビュー

  • 荒木 大樹

    荒木 大樹

    株式会社日産サティオ富山

  • 松本 大貴

    松本 大貴

    浜松日産自動車株式会社

  • 山本 貴司

    山本 貴司

    日産プリンス名古屋販売株式会社

  • 朝日 涼太

    朝日 涼太

    日産プリンス名古屋販売株式会社

  • 村田 亮

    村田 亮

    日産プリンス三重販売株式会社

  • 清水 拓

    清水 拓

    日産大阪販売株式会社