エンジンを始動する前にペダルの位置を確認する。
ペダルの踏み間違いは思わぬ事故につながります。右足でアクセルペダルとブレーキペダルを交互に踏み、その位置を確実に覚えてください。
換気の悪い場所では、暖機運転をしたりエンジンをかけたままにしたりしない。
排気ガスが車両周辺に滞留したり、車室内に侵入したりすることで、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。一酸化炭素を吸い込むと、意識が薄れて事故につながるおそれがあるほか、死亡または重大な傷害につながるおそれがあります。
エンジンを始動するときは、必ず運転席に座る。
運転席以外から行うと、思わぬ事故につながるおそれがあります。
セレクトレバーの操作は必ずエンジンが始動したことを確認してから行う。(オートマチック車)
スターターモーターが回転中にセレクトレバーを操作すると、エンジン始動が中止され、思わぬ事故につながるおそれがあります。
エンジン始動前のブレーキペダル操作などにより、ブレーキペダルが硬くなっている場合があります。この場合、ブレーキペダルを軽く踏んだ状態ではペダル踏み込み操作が検知されず、エンジンが始動しません。ブレーキペダルを通常よりも強く踏み込んでください。
エンジンの始動を連続して行うと保護機能が作動し、エンジンがかからなくなることがあります。その場合は、3分以上待ってから再度エンジンスイッチを押して始動してください。
ブレーキペダルを踏んだり離したりしたとき、“カチッ”と音が聞こえることがありますが異常ではありません。
エンジンがかかりにくいときは
オートマチック車はブレーキペダルを踏みながら、アクセルペダルをいっぱいに踏み込んでエンジンスイッチを一度押してください。
ブレーキペダル、アクセルペダルは離さず、約5秒後にもう一度エンジンスイッチを押してください。その後、再度エンジンの始動のしかた(エンジンの始動のしかた )の手順1~3の操作をしてください。
キーが作動範囲(車室内)にあるときに、エンジンを始動することができます。(ラゲッジルーム内は除きます。)
キーの電池が消耗しているときや、強い電波、ノイズのある場所では、作動範囲が狭くなる、また、作動しないことがあります。
ラゲッジルーム内は作動範囲ではありませんが、エンジンの始動が可能になることがあります。
車室内でもインストルメントパネル上、グローブボックス内、ドアポケット内などにインテリジェントキーがあるときは、エンジンの始動ができないことがあります。
車外でもドアやドアガラスに近づきすぎた場合は、エンジンの始動が可能になることがあります。
クラッチ・スタートシステム(マニュアル車)
マニュアル車は、クラッチペダルを踏み込んだ状態でエンジンスイッチを押さないと、エンジンが始動できません。