次の場合、メーター内のインテリジェント エマージェンシーブレーキ警告灯が点灯し、作動が停止します。
インテリジェント エマージェンシーブレーキをOFFにしたとき
VDCをOFFにしたとき
周辺の電波源の影響を受けているとき
この場合は、停止したときの状態が改善または変更されるとシステムは作動を再開します。
次の場合、メーター内のインテリジェント エマージェンシーブレーキ警告灯が点滅し、システムが⼀時的に作動しなくなります。
フロントガラスの汚れなどにより、カメラが前方を認識できなくなったとき
前方からの強い光により、カメラが前方を認識できなくなったとき
炎天下に駐車したときなど、カメラが高温になったとき
(室内の温度が下がると、作動が復帰します。)
次の場合は、アドバンスドドライブアシストディスプレイに「アクセルペダルが高温のため使用できません」と表示され、警告灯が点灯し作動が停止します。
アクセルペダルを戻す力を発生させているモーターが高温になったとき
モーターの温度が下がると、システムは作動を再開します。
レーダーセンサーの周辺が汚れているときは安全な場所に停車し、レーダーセンサー周辺の汚れなどを取り除いてからハイブリッドシステムを再始動してください。レーダーセンサーの取り扱いについては、(レーダーセンサーの取り扱い)をお読みください。
システムを正しく作動させるためにカメラ前方のフロントガラスはいつもきれいにしておいてください。マルチセンシングフロントカメラの取り扱いについては、(マルチセンシングフロントカメラの取り扱い)をお読みください。
警告灯が点灯したときは、安全な場所に停車し、一度ハイブリッドシステムを停止してから再始動してください。
上記の操作をしても、警告灯が点灯し続けるときはシステムの異常が考えられます。通常走行には支障はありませんが、日産販売会社で点検を受けてください。
次の場合は、アドバンスドドライブアシストディスプレイに「フロントレーダー及びその周辺が汚れています 拭いてください」と表示され、警告灯が点灯し作動が停止します。
車両前部に取り付けられたレーダーセンサー周辺に雪や氷、泥などが付着したとき
システムを再び作動させる場合は、安全な場所に停車して、ハイブリッドシステムを一旦停止してレーダーセンサーおよびその周辺の汚れなどを取り除いてから再始動し、再びインテリジェント エマージェンシーブレーキのシステムをONにしてください。
道路形状や周辺の建造物により、レーダーが先行車を正確に検知できないとき
(例:長い橋、雪原、長い壁の横など)
システムを再び作動させる場合は、上記の状況から離れるとシステムは作動を再開します。
次の場合は、アドバンスドドライブアシストディスプレイに「システム故障」と表示され、警告灯が点灯し作動が停止します。
インテリジェント エマージェンシーブレーキシステムに異常があるとき
システムを再び作動させる場合は、安全な場所に停車して、ハイブリッドシステムを一旦停止して再始動し、再びインテリジェント エマージェンシーブレーキのシステムをONにしてください。
システムに異常があると、メーター内のインテリジェント エマージェンシーブレーキ警告灯が点灯するとともに、アドバンスドドライブアシストディスプレイに警告が表示され、システムが停止します。
警告メッセージ(システム故障警告)
VDCをOFFにしたときは、メーターの表示と警報音のみ作動します。
夜間、ライトをつけずに走行するなどで、カメラの視界が真っ暗な状態になった場合は、インテリジェント エマージェンシーブレーキ警告灯が点滅する場合があります。