タイヤ空気圧警報システム

タイヤ空気圧警報システム

タイヤ空気圧警報システムは、タイヤ空気圧が不足していることを知らせるシステムです。

  • 25km/h以上で走行したときに、作動します。

  • タイヤ空気圧が低下すると、メーター内のタイヤ空気圧警告灯が点灯し、メーター内のディスプレイに警告を表示します。

  • 空気圧を正しく調整したあと、必ずタイヤ空気圧警報システムのリセット操作をしてください。リセット操作後、タイヤ空気圧警告灯とメーター内のディスプレイの警告表示(タイヤ空気圧不足点検してください)が消灯します。

  • 気温や高度の変化により、タイヤの空気圧が減少し、タイヤ空気圧警報システムが作動する場合があります。

  • バーストや急激な空気圧低下をした場合は、メーター内の警告表示がすぐに作動しないことがあります。

  • システムに異常があるときは、タイヤ空気圧警告灯(タイヤ空気圧警告灯)が約1分間点滅したあとに点灯を続けます。なお適正な空気圧に設定しない限り、その後エンジンを始動するたびにこの動作が繰り返されます。

  • 植え込み型心臓ペースメーカーおよび植え込み型除細動器(ICD)を使用している方は、アンテナから約22cm以内の範囲に装着部位が近づかないようにしてください。タイヤ空気圧警報システムの電波が植え込み型心臓ペースメーカーおよび植え込み型除細動器(ICD)の作動に影響を与えるおそれがあります。

  • 植え込み型心臓ペースメーカーおよび植え込み型除細動器(ICD)以外の医療電気機器を使用している方は、インテリジェントキーの電波が医療電気機器の動作に影響を与える場合があるため、医療電気機器製造業者などへ影響を確認してからご使用ください。

  • タイヤ空気圧警告灯が点灯し、警告が表示されたときは、安全な場所に停車し、タイヤを確認してください。放置して走行し続けると、タイヤがバースト(破裂)したり思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • タイヤ空気圧警告灯が約1分間点滅したあとに点灯を続けたときは、日産販売会社で点検を受けてください。

  • パンク修理剤を使用する場合は、必ず日産純正品を使用してください。

  • タイヤ空気圧警報システムは、日常点検を補助するものです。必ず日常点検でタイヤの空気圧を点検してください。

  • タイヤ空気圧センサーは、日本の電波法の認証に適合しています。次のことを必ずお守りください。

    • 日本国内のみで使用する。

    • 正しい使用方法以外では使用しない。

    • 分解や改造はしない。(分解や改造したものを使用することは法律で禁止されています。)

  • タイヤ空気圧センサーにはお客さまの車に適合する固有のIDコードが登録されています。他の車のタイヤ空気圧センサーを使用すると、システムが作動しません。

  • タイヤを修理・交換するときはタイヤ空気圧センサーの取り付けやIDコードの登録をする必要があるため、日産販売会社へご相談ください。

  • 以下の場合は、タイヤ空気圧警報システムが正常に作動しない場合があります。

    • タイヤ交換後や空気圧調整後に、タイヤ空気圧警報システムのリセットを行っていないとき。

    • タイヤチェーンを装着しているとき

    • 日産純正品以外のロードホイールを使用したとき

    • 日産純正品もしくは日産販売会社で購入したタイヤ以外を使用したとき

    • 近くに同じような無線周波数を使っている施設や器具があるとき

    • 車両、特にロードホイールハウスの周りに多くの雪や氷などが付いたとき

    • タイヤ空気圧センサーのIDコードがシステムに登録されていないとき

    • この車両の指定の空気圧センサーが取り付けられていないとき

    • タイヤ空気圧センサーが装着されていないホイールを装着したとき

    • タイヤ空気圧センサーの電池が消耗したとき

    • 窓ガラスに金属性の部品を装着しているとき

  • タイヤ空気圧センサーには、車両と通信するための電池が内蔵されています。走行中は、常時車両と通信しているため電池を消耗しており、電池が切れると、タイヤ空気圧警告灯が約1分間点滅後、点灯します。電池が消耗したときは、日産販売会社にご相談ください。電池単品での交換はできません。

  • 凹凸のある道路を走行するときは注意して走行してください。タイヤ空気圧センサーを破損させるおそれがあります。

  • 以下の場合は、電波の障害を受けるため正しく作動しない場合があります。

    • 近くにテレビ塔や発電所、放送局など強い電波を発生する設備があるとき

    • 無線機や携帯電話などの無線通信機器を一緒に携帯しているとき

    • 近くで電波式リモートコントロールエントリーを使用しているとき

    • パソコン(または同様の装置)やDC/ACコンバータなどの電化製品が、車内または車両の近くにあるとき

    • 近くに本システムと同じような周波数を使っている施設、器具がある場合、または地域にいるとき

    • 同じような周波数を使った無線機や器具を使用しているとき

    • 電子情報機器を車内で使用しているとき

  • 温度による空気圧の変化や自然に空気圧が減少したときにもタイヤ空気圧警告灯が点灯しますが、適切な空気圧に調整して消灯すれば故障ではありません。

    タイヤの点検項目

  • 高速走行時はタイヤ空気圧警告灯が約1分間点滅したあと点灯することがありますが、減速して消灯すれば故障ではありません。

  • 走行するとタイヤ空気圧は指定空気圧よりも上昇しますが、運転後にタイヤ空気圧を下げないでください。

  • 外気温が低いとタイヤ内部の空気温度が低下することで、タイヤの空気圧が指定空気圧よりも低下する可能性があります。

タイヤ空気圧警報システムのリセット

以下の場合はタイヤ空気圧警報システムのリセット操作が必要となります。

  • タイヤ空気圧を調整したとき

  • タイヤまたはホイールを交換したとき

  • タイヤの位置交換(ローテーション)をしたとき

以下の手順に従って、タイヤ空気圧警報システムのリセット操作を行ってください。

  1. 安全な場所に停車します。

  2. パーキングブレーキをかけ、セレクトレバーをPにします。

  3. 4輪すべてのタイヤを指定の空気圧に調整し、タイヤエアゲージを使用して確認します。

  4. ブレーキペダルを踏まずにエンジンスイッチを押して、電源ポジションをONにします。エンジンは始動させないでください。

  5. ナビゲーションシステムで次の操作をして、タイヤ空気圧警報システムをリセットします。

    MENU ⇒ 設定 ⇒ メーター設定 ⇒ タイヤ空気圧警報システム設定 ⇒ システムリセット ⇒ はい ⇒ OK

    詳しくは、別冊のナビゲーションシステム取扱説明書の「車両情報」の章をお読みください。

  6. リセット操作後、タイヤ空気圧警告灯とメーター内のディスプレイの警告表示が消灯します。その後、しばらく走行することデータが更新されます。

リセット操作後も警告灯が点灯する場合は、日産販売会社で点検を受けてください。

タイヤ空気圧警告灯(タイヤ空気圧警告灯

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