ダイレクトアダプティブステアリングについて

ドライブモードセレクターで、お好みの特性を選択することができます。

ドライブモードセレクター

  • エンジン回転中、パワーステアリング警告灯が点灯したときは、すみやかに日産販売会社で点検を受けてください。このとき、ダイレクトアダプティブステアリングは作動しませんが、マニュアルステアリングの性能は確保されています。この場合は、ハンドルの操作力が重くなります。

  • 指定のサイズではないタイヤまたはホイールを装着すると、ダイレクトアダプティブステアリングが正しく作動せず、パワーステアリング警告灯が点灯することがあります。

  • 次の部品を純正品以外に交換したり改造すると、ダイレクトアダプティブステアリングが正しく作動せず、パワーステアリング警告灯が点灯することがあります。

    • ステアリング関連部品(ステアリングホイールなど)

    • サスペンション関連部品(ショックアブソーバー、ストラット、スプリング、ブッシュ類など)

    • タイヤ、ホイール(指定サイズ以外)

  • パワーステアリング警告灯とVDC警告灯が同時に点灯したときは、すみやかに安全な場所に停車し、エンジンを一旦停止してから再始動してください。再始動してもパワーステアリング警告灯が点灯し続けるときは、すみやかに日産販売会社へご連絡ください。

  • ステアリングホイールまたはタイヤを取り外しているときは、電源ポジションをONにしないでください。

  • 電源ポジションがON以外のときは、ハンドルをいっぱいまで切らないでください。

  • ステアリングホイールにアクセサリーを取り付けたり、ステアリングホイールを交換したりしないでください。

  • 次の場合、直進中でもハンドルがまっすぐにならないことがありますが、システムの保護機構によるもので異常ではありません。

    • バッテリーがあがったとき

    • エンストしたときまたはエンストしかけたとき

    • ハンドルをいっぱいまで切った状態で保持し続けたとき

    • ハンドルをいっぱいまで切った状態から、さらに切り増そうとしたとき

    • ハンドルをいっぱいまで切った状態で縁石などに乗り上げたとき

    安全な場所に停車してハンドルから手を離すと、ハンドルの位置は元に戻ります。

  • 停車中または極低速走行中にハンドル操作を繰り返したり、ハンドルに力をかけた状態を長く続けると、徐々にハンドルの応答速度が鈍くなり、さらにハンドル操作を繰り返すとハンドルの操作力が重くなります。同時に直進中でもハンドルがまっすぐにならなくなります。これはシステムの保護機構によるもので異常ではありません。安全な場所に停車してしばらくハンドル操作を控えると、ダイレクトアダプティブステアリングシステムの温度が下がり、通常のハンドル操作力に戻ります。また、その後しばらく走行するとハンドルの位置も元に戻ります。

    ダイレクトアダプティブステアリングシステムが過熱するようなハンドル操作を繰り返すと、ダイレクトアダプティブステアリングシステムが故障する原因となります。

  • 2輪のシャシダイナモ測定などを行うと、パワーステアリング警告灯が点灯することがあります。この場合は、エンジンを一旦停止し、再始動してからしばらく走行すると消灯します。

  • 電源ポジションがONのときに比べると、OFFおよびACCのときのほうがハンドルの遊びが大きくなりますが、異常ではありません。

  • エンジン始動直後、ハンドルがセンターからわずかにずれていることがありますが、異常ではありません。この場合、しばらく直進するとハンドルの位置は元に戻ります。

  • 4輪のシャシダイナモの上を走行すると、ハンドルがセンターからわずかにずれていることがありますが、異常ではありません。この場合、しばらく直進するとハンドルの位置は元に戻ります。

  • 電源ポジションがOFFまたはACCのとき、ハンドルをいっぱいまで切ると、電源ポジションをONにしたときハンドルが少し戻されますが、異常ではありません。

  • VDC(ビークルダイナミクスコントロール)をOFFにすると、ハンドルの応答速度が「標準」に切り替わります。再度VDCをONにすると元の応答速度に戻ります。

  • 次のような場合、ハンドル付近から音が聞こえますが異常ではありません。

    • エンジンを始動または停止したとき

    • ハンドルをいっぱいまで切ったとき

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