アイドリングストップを使うときの注意事項

  • 充放電能力と寿命性能を強化したアイドリングストップ付車専用のバッテリーをご使用ください。専用バッテリー以外を使用すると、バッテリーの早期劣化やアイドリングストップが正常に作動しなくなる原因となります。

  • バッテリーは、お客さまの車両に適合した日産純正部品をおすすめします。詳しくは日産販売会社にご相談ください。

  • 次のようなときは、アイドリングストップが作動しない場合があります。

    • エンジンを始動して、一度も走行しないでアイドリングを続けているとき

    • エンジン冷却水の温度が低いとき

    • バッテリーの容量が低いとき

    • バッテリーの温度が低いまたは高いとき

    • ブレーキ倍力装置の負圧が低下したとき

    • エンジン回転中にボンネットを開けたとき

    • ボンネットを開けた状態でエンジンを始動させたとき

    • 運転席のシートベルトが着用されていないとき

    • 運転席ドアが開いているとき

    • ハンドル操作をしているとき

    • アイドリングストップ表示灯が点滅しているとき

    • アクセルペダルを踏んでいるとき

    • シフトポジションがRのとき

    • 車室内の温度が約20℃以下のとき

    • 車室内の温度が約30℃以上のとき(エアコンがOFFのときはアイドリングストップします)

    • エアコンの風量が最大のとき

    • デフロスタースイッチ(フロントオートエアコン+リヤオートエアコン/リヤクーラー )がONのとき(外気温によってはアイドリングストップする場合があります)

    • アイドリングストップOFFスイッチがONのとき

    • ブレーキペダルの踏み込みが弱いとき

    • 消費電力が大きいとき

    • 高度が高いとき

    • 車両が動いているとき

    • 急勾配の坂道で停車したとき

  • 次のような場合は、システムが作動するまでに時間がかかる場合があります。

    • バッテリーが十分に充電されていないとき

    • 外気温が低いときまたは高いとき

    • バッテリーを交換したあとや、長期間バッテリー端子を外したあと

    • 外気温が低く、暖房中のとき

  • 次のような場合は、アイドリングストップ中にエンジンが再始動します。

    • 坂道でブレーキペダルを緩め、車両が動き出したとき

    • シフトポジションをRに入れたとき

    • シフトポジションがD、M、Nのときにブレーキペダルを緩めたとき

    • シフトポジションをNまたはPからR、Dに入れたとき

    • インテリジェントキーが車外に持ち出された状態で、いずれかのドアを開閉したとき

    • シフトポジションがD、M、Nのときに、パーキングブレーキをかけずにブレーキペダルを緩めたとき

  • このシステムは、信号待ちなどのときに使用し、長時間の停車などの場合は、電源ポジションをOFFにしてエンジンを停止してください。

  • アイドリングストップ中にボンネットを開けると、ブザーが鳴るとともに通常のエンジン停止状態となります。その場合は、エンジンをかけ直してください。

  • アイドリングストップ中は、エアコン(冷房・暖房・除湿機能)がOFFになり、送風になります。エアコンを優先させたい場合は、アイドリングストップOFFスイッチを押してアイドリングストップの作動を停止してください。

  • アイドリングストップ中にハンドルを操作したとき、ハンドル操作力が重く感じることがあります。

  • 次のような場合は、アイドリングストップ中にブレーキペダルから足を離しても、エンジンが再始動しません。(次の再始動条件で再始動する場合があります)

    • シフトポジションがPのとき

    • オートブレーキホールド機能が作動しているとき

    • プロパイロットが作動しているとき

    • シフトポジションをNにして、電動パーキングブレーキをかけているとき

    • ボンネットが開いているとき

  • 次のようなときは、アイドリングストップ中にエンジンが再始動する場合があります。

    • アイドリングストップしてから、3分以上経過したとき

    • アイドリングストップOFFスイッチを押したとき

    • プロパイロット(プロパイロット )をセットしたとき(ブレーキペダルの踏み込み量によってはエンジンが再始動しない場合があります)

    • プロパイロット(プロパイロット )で停車中に発進操作したとき

    • プロパイロット(プロパイロット )で停車中に先行車が発進したとき

    • バッテリーが弱っているとき

    • 車室内の温度が約20℃以下になったとき

    • 車室内の温度が約30℃以上になったとき(エアコンがOFFのときはアイドリングストップし続けます)

    • A/Cスイッチ、AUTOスイッチ(フロントオートエアコン+リヤオートエアコン/リヤクーラー )を押したとき

    • デフロスタースイッチ(フロントオートエアコン+リヤオートエアコン/リヤクーラー )をONにしたとき(外気温によってはエンジンが再始動しない場合があります)

    • アクセルペダルを踏んだとき

    • ハンドル操作をしたとき

    • バッテリーの容量が低くなったとき

    • 消費電力が大きいとき

    • ブレーキペダルを数回踏み直すなどして、ブレーキ装置の負圧が不足したとき

    • 運転席シートベルトを外したり運転席ドアを開けたとき

車両後退抑制機能

  • 坂道でアイドリングストップ中から発進するときに、ブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み替えの間に発生する車両の後退を軽減するシステムです。