プロパイロット2.0に関する注意事項

  • プロパイロット2.0は次のような障害物に反応しません。

    • 歩行者、動物など

    • 落下物

    • 工事などで設置されるパイロンなど

  • 次のような状況では先行車の検出が遅れる、または検出ができないことがあります。運転者は常に前方の状況に注意し、必要に応じてブレーキやハンドルを操作してください。

    • 前方に急な割り込みがあったとき

    • 見通しの悪いカーブを走行しているとき

    • 前方の車両が車線変更したあとで、さらに前方に停止中の車両や自車速よりも極端に遅い車両がいたとき

    • 前方に車線の端を走行する二輪車がいるとき

    • フロントレーダー部に雪、氷、泥などの付着物があるとき

    • 先行車や他車線の車両が路上の水や雪などを巻き上げて走行しているとき

    • 急な上り坂、下り坂が繰り返される道を走行しているとき

    • 後席シートやラゲッジルームに極端に重い荷物を積んだとき

  • カーブを走行しているときや車線変更を行っているときなど、道路形状や自車の状況によっては、隣の車線の車両や周辺のものを検出して減速したり、警報が作動したりする場合があります。

  • 高速道路などで、インターチェンジ、サービスエリア、パーキングエリアなどに進入する(本線から出る)とき本線上で車速・車間制御機能により設定車速よりも遅い車速で走行する先行車に追従走行している場合には、自車または先行車の車線変更などで、自車線上に先行車を検出しなくなることにより設定車速まで自動的に加速するため、思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • 次のような状況では正しくレーンマーカーの検出ができず車線維持機能(ハンドル支援)、車線変更支援機能が使用できないことがあります。

    • レーンマーカーが消えかかっている、汚れているなど不明瞭なとき

    • レーンマーカーが路面の色と似ており見えにくいとき

    • レーンマーカーが多重に描かれているとき

    • 消されたレーンマーカーが、まだ薄く残っているとき

    • 工事などによる車線規制や仮設のレーンマーカーがあるとき

    • 料金所や交差点手前などでレーンマーカーが大きく変化しているとき

    • 車線幅が極端に狭いときや広いとき、または変化しているとき

    • 停止禁止部分、または立ち入り禁止部分がある道を走行しているとき

    • 出口路、分岐路など車線数が増えるとき

    • 濡れているまたは水たまりのある路面を走行しているとき

    • 道路構造物、街路樹、建物などの影が差している路面を走行しているとき

    • 悪天候(雨、雪、霧、風塵、砂塵、吹雪など)で視界が悪いとき

    • 先行車や他車線の車両が路上の水や雪などを巻き上げて走行しているとき

    • カメラ前方のフロントガラスに汚れ、油膜、水滴、氷、雪などが付着しているとき

    • カメラ前方のフロントガラスがくもっているとき

    • 前方から強い光(太陽光や対向車両のハイビームなど)を受けているとき

    • 夜間やトンネル内などでヘッドランプを点灯していない、あるいはヘッドランプのレンズが極端に汚れているとき

    • トンネルの出入り口や日陰など急に明るさの変化が起こったとき

    • 急な上り坂、下り坂が繰り返される道を走行しているとき

    • 後席シートやラゲッジルームに極端に重い荷物を積んでいるとき

  • 次のような状況では隣の車線の車両の検出が遅れる、または検出ができないことがあります。運転者は常に周囲の状況に注意し、必要に応じてハンドルを操作してください。

    • 背の低い車両や、オートバイなどの幅の狭い⾞両が走行しているとき

    • 後方から速い速度で接近してくる車両が走行しているとき

    • 後方から近づいてくる車両が車線変更などにより隣の車線に移動したとき

    • サイドレーダー部に雪、氷、泥などの付着物があるとき

    • 自車や周囲の車両が路上の水や雪などを巻き上げて走行しているとき

    • 急な上り坂、下り坂が繰り返される道を走行しているとき

    • 後席シートやラゲッジルームに極端に重い荷物を積んだとき

  • 次のような場合はルート走行支援機能は適切に作動できません。

    • 出口・分岐路の距離が極端に短いとき

    • 出口・分岐路付近で複数回、車線変更が必要な道路を走行するとき

    • ナビゲーションの地図データが最新ではない、または利用できないとき

  • 次のような場合、ドライバーモニターシステムが運転者を適切に検出できないことがあります。

    • 車室内へ太陽光が入り込み、ドライバーモニターカメラまたは、運転者が照らされているとき

    • 太陽光の入り込みと影になることが繰り返すとき

    • サングラス、マスク、眼帯、帽子、マフラーなどを着用している場合など目、鼻、口や顔の輪郭が隠れているとき

    • 顔とシステムとの間に遮る物があるとき

    • ドライバーモニターカメラに触れ、汚れや指紋が付着したとき

    • 助手席や後席シートの方が運転席付近に身を乗り出したときなど、運転席付近に2つ以上の顔が存在するとき

    • 前方からの太陽光の眩しさなどで目を細めたり、運転姿勢をくずしていたりしているとき

  • フロントレーダー、サイドレーダーの汚れを自動的に判定する機能を備えておりますが万全ではありません。

    状況によってはレーダーが汚れていても判定できない場合があります。また雪、氷などが付着したときも判定できない場合があります。

    このような状況では適切な作動ができなくなるおそれがありますので、常に周囲に注意して走行してください。またフロントレーダー、サイドレーダーおよびその周辺はいつもきれいにしておいてください。

    レーダーセンサーの取り扱い

  • フロントバンパー、リヤバンパーのレーダーセンサー周辺の塗装修理はできません。誤った塗装修理を行うと、本来の機能を発揮できなくなる可能性があります。

    適切な修理を行うため、日産販売会社にご相談ください。

    レーダーセンサーの取り扱い

  • フロントカメラの汚れを自動的に判定する機能を備えておりますが万全ではありません。

    状況によってはフロントカメラが汚れていても判定できない場合があります。また雪、氷などが付着したときも判定できない場合があります。

    このような状況では適切な作動ができなくなるおそれがありますので、常に前方に注意して走行してください。またフロントカメラおよびその周辺はいつもきれいにしておいてください。

    マルチセンシングフロントカメラの取り扱い

  • 状況によっては外部の騒音などにより、警報音(ブザー)が聞こえない場合があります。