バルブコアは慎重に取り外す。
外すときにタイヤに空気が残っていると、コアが飛び出すおそれがあります。
修理剤ボトルは注入ホースをねじ込む前によく振ってください。注入ホースをねじ込んだあとに修理剤ボトルを振ると、修理剤が飛び散るおそれがあります。
修理剤は衣服などに付着すると取れなくなるおそれがありますので注意してください。
寒冷時には修理剤の粘度が高くなり、注入作業がしにくくなります。その場合、車内などで温めると注入作業がしやすくなります。
ハンドルのセンターパッド部には速度制限シールを貼らない。
SRSエアバッグが正常に作動しなくなり、重大な傷害につながるおそれがあります。また、警告灯やスピー ドメーターが見えなくなる位置にも貼らないでください。
バルブコアは汚れないようにきれいに保管してください。
空になった修理剤ボトルは、タイヤ交換または恒久修理のときに修理剤の回収に使いますので、捨てずに日産販売会社または修理業者までお持ちください。
空気を入れたあとは、ホースの口金が熱くなることがあるため、やけどしないように注意する。
コンプレッサーは長時間使用すると故障につながるおそれがありますので、10分以上連続して作動させないでください。タイヤ空気圧を昇圧できない場合は修理できません。
タイヤの指定空気圧は運転席ドア開口部に表示してあります。
車種により、コンプレッサーの形状が異なります。
10分以内に指定空気圧まで昇圧できない場合
10分以内に指定空気圧まで昇圧できない場合は、タイヤがひどい損傷を受けているおそれがあります。この場合は、本修理キットで応急修理することができません。日産販売会社またはJAFなどに連絡してください。
空気を入れすぎてしまったとき
ホースの口金を緩めて空気を抜いてください。
130kPa未満の場合
本修理キットによる応急修理はできません。運転を中止して日産販売会社またはJAFなどのロードサー ビスに連絡してください。
130kPa以上指定空気圧未満の場合
エアコンプレッサーのスイッチをONにして指定空気圧まで昇圧し、点検走行の作業を行います。上記作業を繰り返しても指定空気圧より低下する場合は、本修理キットによる応急修理はできません。運転を中止して日産販売会社またはJAFなどのロードサービスに連絡 してください。
JAFの営業所一覧…別冊のメンテナンスノートをお読みください。
指定空気圧の場合
応急修理は完了です。すみやかに日産販売会社または専門の修理業者まで慎重に運転してください。
走行するときは、低速で慎重に運転し、特にカーブや旋回時には注意する。
応急修理後の恒久修理の際、パンク穴を発見できないために恒久修理できないことがあります。そのまま走行を続ける場合は、こまめに空気圧をチェックしてください。頻繁に空気圧の低下がみられるときは、日産販売会社または修理業者で点検を受けてください。