システム作動

インテリジェント クルーズコントロールは、次の2つのモードのいずれかに設定できます。

  • 車線維持機能(ハンドル支援)は定速制御機能では使用できません。ハンドル支援なしで車速・車間制御機能を使用するには、プロパイロットを起動してから、ハンドル支援スイッチまたは設定メニューで車線維持機能(ハンドル支援)をOFFにします。 詳細については、車線維持機能(ハンドル支援)のON・OFFのしかた を参照してください。

先行車を検出していないとき

先行車がいないときは、運転者が設定した車速を維持するように制御します。

先行車がいなくなると先行車検出表示と車速制御作動灯が消灯し、運転者が設定した車速まで加速します。

先行車を検出しているとき

先行車検出表示と車速制御作動灯が点灯し、運転者が設定した車速を上限に、車速に応じた車間距離を保つように制御します。

車間距離設定のしかた

先行車が停止したとき

  • 運転者は周囲の状況に注意し、必要に応じてブレーキペダルを操作してください。

    車速・車間制御機能で停止した後、前方に車両が割り込んできた場合、位置や車両の向きによっては検出することができず、先行車が発進すると自車も動きだし割り込んできた車両に接近するおそれがあります。

  • 高速道路や自動車専用道路の本線を車速・車間制御機能で走行中に先行車が停止した場合、先行車に続いて自車も約30秒間まで停止し、先行車に追従走行します。

    (先行車が発進すると先行車検出表示が点滅し、前の車に続いて発進しますとメッセージが表示され、追従走行を開始します)

  • 約30秒を超えて停止した場合、RES+で発進しますとメッセージが表示され、停止した状態を保持します。

  • 先行車が発進した後、RES+方向に押す、またはアクセルペダルを踏むと、再び車速・車間制御機能による追従走行を開始します。

  • 車両停止保持状態のときに、RES+方向に押すと、約3秒間は発進待機状態になります。(車両停止保持状態が解除されます)