冬の星空について教えてくださるのは、星暦30年の福岡天文協会・中村さんと、福岡市立少年科学文化会館プラネタリウム担当の北川さん。「冬の星座は夏に比べると、もっとも星が賑やかになる季節。いろんな星座を見つけ出すことができます」 左:中村さん 右:北川さん 冬の星空について教えてくだるのは、星暦30年の福岡天文協会・中村さんと、福岡市立少年科学文化会館プラネタリウム担当の北川さん。「冬の星座は夏に比べると、もっとも星が賑やかになる季節。いろんな星座を見つけ出すことができます」 福岡市立少年科学文化会館 1階奥に収容人数119名のプラネタリウム。12月3日から2月26日までは、「宇宙の質問箱�K　スペース・カラー」と題して、宇宙に存在するいろんな星の色の不思議について紹介します。 福岡市中央区舞鶴2-5-27 電話：092-771-8861 ▼プラネタリウム： ・一般200円 ・高校生以下150円 ・小学生以下無料（要整理券）

まずは冬の代表的な星座、オリオン座を見つけます。南の空、地平線と天頂のほぼ中間地点に、３つ並んだ星を中心に、タテ型リボンのように輝いています。そのオリオン座の左上の位置で赤く光る一等星のペテルギウス。その左に目線を移すと、白く光るこいぬ座のプロキオン。さらに、その右下へ行くと…ギラギラと青く光る星、シリウスが！この3つの星が作る形が冬の大三角形なのです！ 土星 シリウス、プロキオンの延長線上にある、かに座のすぐ傍で発見できます。50倍くらいの望遠鏡があれば、土星ならではの“輪っか”も見えます！ プレアデス星団（すばる） シリウス、ペテルギウスの延長線上にあるおうし座の一等星、アルデバランのさらにその先に見える星の集合体…これが、プレアデス集団です！

満月の日に空を見ても、月明かりが強すぎて小さな星は見えません。最適なのは月が輝かない新月のころ。月の満ち欠けはホームページなどで調べるとすぐにわかります。ちなみに12月〜2月は月の上旬と下旬に月が欠けます。 ベストタイムは23：00前後。

街の明かりが近くて空が明るい場所では、なかなか星も見つけいくいですね。 かと言ってあまり山の中に入っていくのも危険です。 街からちょっと離れた、周囲に高い建物や山などがない視界の広い公園や海岸だとよく見渡せます。

星座早見盤 日付や時間を合わせ、今立っている位置に盤の東西南北を合わせると、星座の位置が一目でわかるというもの。懐かしいグッズですね。 懐中電灯 天体観測盤をチェックしたり、夜道を歩く上で必要です。 方位磁石 月も太陽も出ていない夜の空なので、方位を確かめるのに役立ちます。 暖かい飲み物 ホットワインをポットに入れて持参するのもいいですね。赤ワインに、シナモンやクローブなどのスパイス、はちみつを加えて弱火で暖めれば簡単にできます。また、ココア、紅茶、プーアール茶など発酵している飲み物は体を温めて くれます。逆にコーヒー、緑茶、牛乳はホットでも体を冷やしてしまうそうです。 暖かい格好 10分もじっとしていると、体の芯から冷えてしまいます。フードのついたアウターや、防寒用のハイテク素材の下着、また女性には今はやりの“腹巻き”なんていいかも！簡易カイロが入るポケット付がおススメです。

冬の星空ウォッチングにハイテク下着！最近では、防寒に優れたハイテク素材の下着がたくさん出ています。 アウトドア専門店「ラリーグラス」さんで探してみました。 <ミズノ> ブレスサーモ(中厚) 人体から出た水分で吸着熱を発生、プラス２度ほどの保温効果が得られるのだとか。 デザインもシンプル。 4,536円 <アイスブレイカー> アンダーウェア 従来のウールよりも細く、シルクのようにソフトなメリノウールを使用。保温性はもちろん、数日間連続の着用でもニオイの発生を抑えてくれるの発生も抑えてくれるとか。 9,135円 <パタゴニア> アンダーウェア ファッション性も欲しい人には、<パタゴニア>のアンダーウェアを。カラーバリエーションが豊富で、保温性はもちろん、吸湿性も抜群！ 4,620円〜 取材協力店舗 ラリーグラス大名本店／住所：福岡市中央区大名2丁目2−46／電話：092-712-8909