走りも価格も魅力的。電気の走りを250万円以下で楽しめる日産ノートの実力は?

一新されたデザイン、新開発プラットフォームがもたらす質の高い走りと静粛性、さらに進化した第2世代e-POWERを搭載した日産ノートe-POWERの実力を確かめた。

CHAPTER. 01 手軽にノートe-POWERの魅力を味わう

まるでスイッチが切り替わるようにスタートした、新しい時代。行動が変わり、価値観が変わり、コミュニケーションも変わる中、戸惑いの先に見えてきたのは、「本当に大切なものだけをそばに置いて暮らしたい」。そんな素直で軽やかな心だった。

新しい心を通して見ると、クルマに求めるものも変わってくる。コンパクトサイズでもプレミアムな存在感のあるデザイン。100%モーター駆動の「e-POWER」で、一気に加速していく電気の時代にふさわしいモータードライブを実現しつつ、今まで通りの便利さで乗れる。そんな、新しい価値観に照らし合わせた時に「欲しいもの」だけが詰まっているのが、日産「ノートe-POWER」だ。

グレードは3タイプ、専用仕上げの内外装となる「AUTECH」も含めて4タイプ用意されている。まず目を惹くのは、レザーやメッキ加飾で上質なインテリアや、充実装備が自慢の最上級グレード「X」。これを選べば満足度が高いのは間違いない。

けれどよくよく見れば、実はノートe-POWERは中間グレードの「S」でも、先進の安全装備は同等に揃い、走行性能も「X」と変わらない。USB電源ソケットといった今の時代に欠かせない装備もしっかり備わっている。「S」は、もっと手軽に、身構えずノートe-POWERの魅力を味わうのにピッタリだと思えた。

CHAPTER. 02 走りだけでなく、価格も魅力的

日産の次世代クロスオーバー電気自動車「ARIYA」に通じる、新世代NISSANのフロントマスク、モダンで艶やかなボディラインは、街中での視線を惹きつけていた。ルーフスポイラーやドアサッシュのブラックアウト処理など、細かなところも「X」と変わらない。

ドアを開ければ、センターディスプレイと一体化したメーターや、ピアノブラックの小ぶりなシフト、座り心地を追求した「ゼログラビティシート」が備わる空間。そしてもちろん、第2世代となった「e-POWER」は標準で搭載されている。これでメーカー希望小売価格が202万9,500円(税込)とは、思わず前のめりになるほどお手頃だ。

さらに、日産オリジナルナビゲーションや、ドライブ時の”もしも”をサポートしてくれる前・後方ドライブレコーダー、高速道路の割引も得られるETC車載器など、あると嬉しいオプション装備をつけて、諸経費を全部含めても250万円(※)を切る価格。もちろん、運転支援システム「プロパイロット」や16インチアルミホイールなど、非搭載の装備もあるにはある。けれど、本当に自分はそれを必要としているのかな? と吟味すると、案外それほどこだわってないかもしれない、と思えることもありそう。

大切なのは、大きさや量ではなく、むしろ目に見えない「心で感じるもの」にジャッジを委ねたい気分だ。

※価格例
●車両本体価格(税込):202万9,500円(グレード「S」)
●メーカーオプション
・ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、オーディオ、ハンズフリーフォン)+日産オリジナルナビ取付パッケージ(2スピーカー〈リヤ〉、TVアンテナ、GPSアンテナ):2万7,500円
●ディーラーオプション
・フロアカーペット(エクセレント:消臭機能付):2万5,300円
・日産オリジナルナビゲーション MJ120D-L ナビ取付パッケージ付車用:14万8,000円
・日産オリジナルドライブレコーダー(フロント+リヤ)[日産オリジナルナビゲーション付車用]:7万1,691円
・ETCユニット(BM19-S)音声/ビルトインタイプ:3万5,101円
●諸費用(7月登録の場合、税込):10万6,944円
●合計:244万4,036円

CHAPTER. 03 走りの質はトップグレードと同じ

スタートボタンを押すと、静寂の中でメーターが明るく照らされた。ポッと心が灯るのを感じて、気の向くままに市街地を走り出す。

アクセルペダルを軽く踏み込んだだけで、瞬時に溢れる1点の曇りもない鮮やかな加速。まるで手足がボディと一体化したかのように、キビキビと思い通りに操れるだけでなく、全ての操作が上質なベールで包まれているような、まさに電気でしか味わえない”新感覚ドライブフィール”だ。

さらに走行モードは「NORMAL」、「SPORT」、「ECO」の3つ。SPORTモードにするとより一層モリモリとパワフルな加速フィールが得られ、ECOモードにすると自然と穏やかな低燃費走行ができるのが嬉しい。そしてこの2つを選択すると、アクセルペダルをオフにした時の回生ブレーキによる減速力が、NORMALモードより強く発生するようになっている。

カーブを曲がる時やノロノロ渋滞の時など、ブレーキペダルに踏みかえるまでもなく、なめらかできめ細かな減速ができることに感心。0.15Gという従来の減速力はそのままに、減速性能をチューニングして実現したのだという。減速時にメーターでブレーキランプが付いているか確認できる機能も追加された。

15インチタイヤを履く「S」の乗り心地や静粛性は、ボディ剛性や遮音性などが飛躍的に進化したという新世代プラットフォームのおかげもあり、リラックス感や安心感をしっかり感じられた。

エンジンで発電中の音も見事に抑えられていて、メーター内のエネルギーモニターがなければ、「いつ発電しているのだろう?」と不思議になるほど。無駄な動作は省き、濃度の高い旨味を引き出し、見えないところでもしっかり仕事をしてくれる。そんなノートe-POWERに、気づけば信頼感を抱き、未来を思い描いているのだった。

CHAPTER. 04 これで良いじゃなく、これが良い

午後から降り出した雨は、そこから守られているこの空間の価値をより際立たせてくれるようだ。

静かなだけでなく、疲れにくく温もりのあるシートや、使いやすいカップホルダーにトレイ。視界はすっきりと広く、狭い街中でも余裕の取り回し性能。インパネはモダンで洗練され、ラゲッジの広さとアレンジも申し分ない。そんなノートe-POWERのすべてが、心地いい時間を作ってくれる。

慌ただしい毎日でも、ひと呼吸おいてリラックスできること。自分の意思で「こう走りたい」と思えば、その要求に応える懐の深さと賢さがあること。そして、初めての場所でも躊躇なく「行っちゃえ」と思えること。時代の変化を経た心は、そんなクルマを求めていた。

こうしてノート e-POWERと過ごしてみると、街乗りやちょっとそこまでの中距離のお出かけがメインなら、「S」はしっかり満足させてくれると感じる。こんなにいいクルマが乗り出し250万円を切る価格だとは、世の中まだまだ捨てたものじゃない。

もちろん、頑張って「X」を買うのもいいけれど、「S」を選んで浮いたお金でワンランク上のファッションアイテムを揃えたり、いつか行きたかった憧れの高級リゾートでのんびりするのもアリ。自分をひとまわり成長させる旅、豊かな心を育むドライブに投資するのもいいかもしれない。どちらにしてもノートe-POWERと一緒なら、もっと素直で、もっと誇らしい自分に出会える気がした。

Text:まるも亜希子 Photo:小林俊樹、日産自動車

CHAPTER. 05 スペック

【 ノート S 】
全長×全幅×全高=4045×1695×1505mm
ホイールベース=2580mm
車両重量=1220kg
駆動方式=FF
発電用エンジン=1.2L直列3気筒DOHC
最高出力=60kW(82ps)/6000rpm
最大トルク=103Nm(10.5kgf・m)/4800rpm
モーター最高出力=85kW(116ps)/2900-10341rpm
モーター最大トルク=280Nm(28.6kgf・m)/0-2900rpm
バッテリー=リチウムイオン
サスペンション=前:ストラット式、後:トーションビーム式
タイヤサイズ=前後:185/65R15
使用燃料=レギュラーガソリン
WLTCモード燃費=28.4km/Lh
車両本体価格=202万9500円(消費税込)

【この記事は、2021年8月にみんカラに
記事広告として掲載されたものです。】