走行のしかた

  • 走行中はセレクトレバーを[N]にしないでください。エンジンブレーキが全く効かなくなり、思わぬ事故につながるおそれがあります。また、トランスミッションが故障する原因となります。

通常の走行

  • セレクトレバーを[D]に入れたまま走行します。

  • アクセルペダルとブレーキペダルの操作だけで加速、減速を行います。

    アクセルペダルの踏みかげんと走行速度や走行状況などにより、適切なギヤに自動変速されます。

急加速したいとき

  • アクセルペダルをいっぱいに踏み込みます。

    キックダウンし急加速します。

上り坂の走行

  • 速度が下がってきたら、セレクトレバーは[D]のままでアクセルペダルを踏み込みます。

    坂の勾配に応じて、自動的に低速ギヤに切り替わり、低速ギヤを保持します。

  • アクセルペダルの踏みかげんと走行速度により、キックダウンすることがあります。

  • 自動変速の回転が多いときは、坂の勾配に応じてマニュアルモード(マニュアルモードの使いかた)に入れると、変速回数が少ない、なめらかな走行ができます。

下り坂の走行

エンジンブレーキを併用して走行します。

  • セレクトレバーが[D]のときブレーキペダルを踏むと坂の勾配に応じてシフトダウンし、エンジンブレーキが効きやすい状態にします。

  • 坂の勾配に応じて、マニュアルモード(マニュアルモードの使いかた)に入れます。

    強いエンジンブレーキが必要な場合は、マニュアルモードの2速又は1速にします。

  • 勾配のゆるい下り坂では、マニュアルモードの4速又は3速にすると、軽いエンジンブレーキが得られます。

  • セレクトレバーが[D]のとき、低速ギヤを保持してエンジンブレーキが効きやすい状態に制御しますが、スピードが出すぎるときは坂の勾配に応じてマニュアルモードに入れてください。フットブレーキだけを使い続けると、フットブレーキに負担がかかり、過熱してブレーキの効きが悪くなるおそれがあります。必ずエンジンブレーキを併用してください。

  • 走行開始直後でオートマチックトランスミッションの油温が暖まっていないときや、アクセルペダルを深く踏み込んだ高負荷な状態で長く走り続けると低速ギヤを保持しない場合があります。その場合には、坂の勾配に応じてマニュアルモードを低速ギヤに入れてください。

  • 滑りやすい路面では、急激なエンジンブレーキは効かせないでください。タイヤがスリップするおそれがあり危険です。

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