パーソナルドライビングポジションメモリーシステム★

パーソナルドライビングポジションメモリーシステムは、パーソナルアシスタント機能で認識されたユーザーのドライビングポジションを自動的に復帰させることができ、次のような機能があります。

パーソナルアシスタント機能

  • シートおよびハンドルの退避・復帰機能

  • パーソナルアシスタント連動メモリー機能

  • スイッチメモリー機能

  • すべての機能は、セレクトレバーがPのときに作動します。

  • ハイブリッドシステム始動時は作動が一時停止しますが、ハイブリッドシステム始動後に再開します。

  • 以下のいずれかの操作を行うと作動が停止します。

    • セレクトレバーをP以外にしたとき

      (シートの復帰機能は停止しません。)

    • シート、ハンドル、ドアミラーの調節スイッチを操作したとき

    • セットスイッチ、メモリースイッチのいずれかを押したとき

シートおよびハンドルの退避・復帰機能

運転席シートとハンドルが自動的に動き、乗り降りを楽にします。

退避機能

電源ポジションをOFFにして運転席ドアを開けると、運転席シートとハンドルが乗り降りしやすい位置に動きます。

復帰機能

電源ポジションをONにすると、運転席シートとハンドルが選択しているユーザーの設定した位置に戻ります。

  • 退避した位置でシート又はハンドルを調節すると、復帰機能は作動しません。

  • 電源ポジションがACCのときは、携帯しているインテリジェントキーを前回使用したユーザーが、設定していた位置に戻ります。

パーソナルアシスタント連動メモリー機能

次の手順でパーソナルアシスタント機能(パーソナルアシスタント機能)に運転ポジション(シート、ハンドル位置、ドアミラー鏡面角度)を記憶することができます。

  • (1)あらかじめユーザー登録の完了しているインテリジェントキーを携帯し、電源ポジションをONにします。
  • (2)運転席のシートポジション、ハンドルの位置、ドアミラーの鏡面角度を調節し、電源ポジションをOFFにします。

次回から、インテリジェントキーを携帯して電源ポジションをONにすると、自動的に記憶した運転ポジション(シート、ハンドル位置、ドアミラー鏡面角度)を呼び出します。

  • パーソナルアシスタント機能には運転ポジション以外(エアコン、ナビゲーションシステムなど)の設定も記憶されます。

    パーソナルアシスタント機能

スイッチメモリー機能

2名分の運転ポジション(シート、ハンドル位置、ドアミラー鏡面角度)をスイッチに記憶させ、呼び出すことができます。

記憶のしかた

  • (1)正しい運転姿勢が取れる運転ポジションに調節します。
  • ハンドル位置の調節
  • 前席シートの調節
  • ドアミラースイッチ
  • (2)セットスイッチを押し、押してから5秒以内に記憶させたい方のメモリースイッチを1秒以上押します。
  • 記憶が完了すると、ブザーが鳴るとともに記憶させたスイッチの表示灯が5秒間点灯します。

呼び出しかた

セレクトレバーをPにします。

記憶を呼び出したいメモリースイッチを呼び出しが開始するまで押し続けます。

呼び出し中はスイッチの表示灯が点滅し、完了すると約5秒間点灯します。

  • パーソナルアシスタント機能で記憶した運転ポジションとは別にスイッチに記憶されます。

  • 運転ポジション以外の設定はスイッチに記憶しません。

  • セットスイッチを押したとき、記憶されていると約5秒間表示灯が点灯します。

  • 状況により、メモリースイッチを押してから呼び出しが開始するまで数秒かかることがあります。

設定の切り替え

シートおよびハンドルの退避・復帰機能の作動・非作動を切り替えることができます。
  • (1)電源ポジションをLOCKにします。
  • 各電源ポジションの働き
  • (2)セットスイッチを10秒以上押し続け、作動と非作動を切り替えます。
  • ナビゲーションシステムで次の操作をすると、シートおよびハンドルの退避・復帰機能の設定を切り替えることができます。

    MENU ⇒ 設定 ⇒ 車両設定 ⇒ 降車時シート退避/降車時ステアリング跳ね上げ

    詳しくは、別冊のナビゲーションシステム取扱説明書の「車両情報」の章をお読みください。

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