クルマ止めのない駐車場などで、壁や前方の車両、歩行者などに衝突しそうになったとき
万一、運転者のブレーキ操作が遅れ、壁や前方の車両、歩行者に衝突するおそれがあるとシステムが判断すると、警報音と警告灯が点滅し、自動的にブレーキをかけて衝突を回避または被害を軽減します。
自動ブレーキ制御が作動したあと、再び同じ障害物に近づいたときは作動しません。
システムは、ブレーキペダルを踏みながら車両を移動する(駐車場での操作)など低速における支援を目的にしています。
アクセルペダルを踏んで前進・後退する状況などでは作動が遅れ十分に機能しない場合があります。

縦列駐車をするとき
シフトポジションをDからR、またはRからDに切り替えたときは、セレクトレバーの操作を繰り返すたびに進行方向の障害物を検知して自動ブレーキ制御が作動します。

自動ブレーキ制御が作動したあと、シフトポジションを切り替えずにさらに同じ障害物に向かって前進、または後退をしたときは、自動ブレーキ制御は作動しません。
アクセルペダルを踏んでいるときは作動が遅れることがあります。

後退中は、前方の障害物に対しては作動しません。同様に、前進中は後方の障害物に対しては作動しません。

障害物に対し斜めに接近すると作動しないことがあります。

幅の狭い障害物に対しては作動しないことがあります。

他の車両が自車両に対して横にずれた位置にあるときは、作動しないまたは作動が遅れることがあります。

並列駐車をするとき
狭いスペースに進入するときに作動することがあります。

他の車両の角部に向かって接近したときは作動しません。

他の車両が自車両に対して横にずれた位置にあるときは、作動しないまたは作動が遅れることがあります。

後退中は、前方の障害物に対しては作動しません。同様に、前進中は後方の障害物に対しては作動しません。

壁から突き出している柱や配管などに対しては作動しません。
