フロントビューとリヤビューに表示される距離目安ラインと車幅目安ラインは、舗装された平坦な路面上での目安として使用してください。画面に表示される距離はあくまでも目安であり、自車と映し出されている障害物までの距離は、実際とは異なることがあります。
急な上り坂が後方にあるとき
距離目安ライン、車幅目安ラインは実際の距離よりも手前に表示されます。例えば、位置(A)までの距離が1mと表示されていても、実際に1mの距離にあるのは、位置(B)です。上り坂に障害物があるときは、障害物は実際よりも遠くにあるように見えます。
急な下り坂が後方にあるとき
距離目安ラインと車幅目安ラインは実際の距離よりも後ろに表示されます。例えば、位置(A)までの距離が1mと表示されていても、実際に1mの距離にあるのは、位置(B)です。下り坂に障害物があるときは、障害物は実際よりも近くにあるように見えます。
立体物が近くにあるとき
立体物が近くにある場合には実際の距離と異なって表示される場合があります。
例1:予想進路線(A)は表示されているトラックの車体に触れていません。しかし、トラックの車体が実際の進路上に張り出している場合は、ぶつかることがあります。
例2:表示されているトップビュー(B)では、自車とトラックの車体間にはわずかな距離があるように見えます。しかし、実際の距離は表示されているよりも短く、トラックの車体にぶつかることがあります。
立体物に接近するとき
(C)の位置は(B)の位置よりも遠くにあるように見えますが、実際は(A)の位置と同じ距離です。トラックの車体が実際の進路上に張り出している場合は、(A)の位置まで下がるとぶつかることがあります。