ブレーキ操作

走行中はブレーキペダルに足を載せておかないでください。 ブレーキが過熱し、ブレーキパッドとシューの摩耗が進み、電費が低下します。

ブレーキの摩耗を減らし、ブレーキの過熱を防ぐためには、坂道又は長い斜面を下る前に減速し、シフトポジションはECO(エコ)を選択してください。 過熱するとブレーキ性能が低下し、車両のコントロールを失うおそれがあります。

  • 滑りやすい路面を走行するときは、制動、加速時には注意して運転してください。急ブレーキや急加速によって車輪が横滑りし、事故につながるおそれがあります。

  • ブレーキシステムまたはEVシステムに異常があるとき、又はABSやVDCが作動しているときには回生ブレーキが働きません。(フットブレーキが働きます)。

  • ブレーキペダルを踏んだとき、又はブレーキペダルから足を離したときに音が聞こえることがあります。その音はブレーキの正常な作動によって発生するため、異常ではありません。 さらに、EVシステムが作動していないときにブレーキペダルを踏むと、重たく感じられるか、通常よりも踏みしろが少なく感じられることがあります。ブレーキ警告灯が点灯せず、ペダルが正常な状態に戻ったように感じられた場合は、異常は発生していないため、車両は通常どおりに使用できます。

朝一番及び長時間駐車後の走り始め、又は降雨後や洗車後など湿気が多いときにブレーキペダルを踏むと、"キー"という音がする場合があります。この音は、ブレーキパッドが水分を吸収し、表面の摩擦力が一時的に変化したためで異常ではありません。これらの音がときどきするのは異常ではありませんが、頻繁に音がする場合は、すみやかに日産販売会社で点検をうけてください。