充電トラブルシューティングガイド

充電ができないなど、充電の作業中に困ったときは以下の表をお読みください。ここにある項目を確認しても問題が解決できないときは、車両又は充電機器の故障の可能性がありますので、日産販売会社にご連絡ください。

症状

原因

対処法

充電ができない。

車両の電源ポジションがONになっている。

パワースイッチを押して、電源ポジションをOFFにしてください。

普通充電コネクタと急速充電コネクタが同時に接続されている。

どちらかの充電コネクタを取り外してください。

すでに満充電になっている。

すでに満充電になっているときは、充電が行われません。

リチウムイオンバッテリーの温度が極端に高い、又は低い。

メーターのリチウムイオンバッテリー温度計を確認してください。リチウムイオンバッテリーの温度が赤色又は青色の範囲に入っているときは、充電できなくなることがあります。

12Vバッテリーがあがっている。

電源ポジションをONにしてもメーターなどが点灯しない場合は、12Vバッテリーがあがっている可能性があります。12Vバッテリーを充電するか交換してください。

普通充電ができない。

コンセントまで電力がきていない。

漏電遮断機が作動していたり、停電していたりしないか確認してください。なお、電源にタイマー機能がついている場合、電源に設定されている時間帯までは、コンセントに電力が供給されないものもあります。

また、立体駐車場の場合、駐車パレットが完全に格納されるまでの間やエレベーターの作動中は、電力が遮断されるものがあります。

プラグがコンセントに正しく接続されていない。

プラグがコンセントに正しく接続されているか確認してください。

充電コネクタが正しく接続されていない。

充電コネクタが正しく接続されているか確認してください。

即充電ができない。

タイマー充電が設定されている。

タイマー充電を解除してから充電コネクタを接続するか、即充電スイッチを押して即充電を開始してください。

タイマー充電ができない。

充電ケーブル(EVSE)を接続し忘れている。

あらかじめ充電ケーブル(EVSE)を接続してください。

ナビゲーションシステムの時計がずれている。

ナビゲーション画面の時計の時刻が正しいか確認してください。

なお、交換作業などで12Vバッテリーの脱着をしたあとは、GPSとの通信が行われるまでの間、時刻が設定されません。

タイマー充電の予約が設定されていない。

タイマー充電が設定されていないときは、即充電が開始されます。タイマー充電の時刻・曜日を設定してください。

充電開始時刻/充電停止時刻の両方が設定されていて、充電開始時刻前又は充電停止時刻後である。

タイマー充電の設定時刻と現在の時刻を確認し、状況に応じて時刻を設定しなおしたり、即充電を行ったりしてください。

充電開始時刻のみを設定していて、その時刻を過ぎてしまっている。

充電停止時刻のみを設定していて、その時刻を過ぎてしまっている。

充電量を80%に設定していて、すでに充電量が80%を超えてしまっている。

すでに80%を超えているときは、充電は開始されません。充電が必要な場合は、100%に設定を変えるか即充電を行ってください。

リモート充電ができない。

充電ケーブル(EVSE)が接続されていない。

あらかじめ充電ケーブル(EVSE)を接続してください。

通信ができていない。

携帯電話をお使いの場合は、通信圏外になっていないか確認してください。

パソコンをお使いの場合は、インターネットの接続状態を確認してください。

車両が通信圏外にあるときも通信ができません。

2週間以上電源ポジションがOFFにされたままだと、リモート機能は自動的にOFFとなります。いったん電源ポジションをONにしてください。

普通充電が途中で止まってしまう。

コンセントまで電力がきていない。

充電中に漏電遮断器が作動したり、停電が起きたりした可能性があります。この場合、電力が復帰すると自動的に充電も再開されます。

充電ケーブル(EVSE)が抜けてしまっている。

充電ケーブルが正しく接続されているか確認してください。

充電コネクタのリリーススイッチが押されている。

充電コネクタのリリーススイッチがしばらく押されたままになっていると、充電が停止します。

普通充電コネクタと急速充電コネクタが同時に接続された。

どちらかの充電コネクタを取り外してください。

タイマー充電の充電停止時刻になった。

充電停止時刻が設定されている場合は、指定した充電量まで充電できていなくても充電は停止します。

リチウムイオンバッテリーの温度が極端に高い、又は低い。

メーターのリチウムイオンバッテリー温度計を確認してください。外気温の変化などで、充電中にリチウムイオンバッテリーの温度が赤色又は青色の範囲に入ってしまったときは、充電が停止することがあります。

急速充電ができない。

急速充電コネクタが正しく接続されていない。

急速充電コネクタが正しく接続され、かつロックがかかっていることを確認してください。

急速充電器のセルフチェック機能でNGになってしまった。

車両故障の可能性があります。ただちに充電を停止して、日産販売会社にご連絡ください。

急速充電器の電源がOFFになっている。

急速充電器の電源がONになっていることを確認してください。

急速充電が途中で止まってしまう。

急速充電のタイマーで終了している。

急速充電器本体には、一定時間で充電が停止するようにタイマーが設定されていることがあり、この時間が経過した場合は充電が停止されます。さらに充電したいときは、もう一度充電開始操作を行ってください。

急速充電の時間は最大で60分に設定されており、この時間が経過した場合は自動的に充電が停止されます。さらに充電したいときは、もう一度充電開始操作を行ってください。

充電量が90%付近になった。

リチウムイオンバッテリーの充電残量が半分以下から充電を開始した場合、リチウムイオンバッテリーに負担をかけないように、充電量が90%付近で停止することがあります。さらに充電したいときは、もう一度充電開始操作を行ってください。

急速充電器の電源が何らかの理由でOFFになってしまった。

急速充電器の電源がOFFになっていないか確認してください。

普通充電コネクタと急速充電コネクタが同時に接続された。

どちらかの充電コネクタを取り外してください。

リチウムイオンバッテリーの温度が極端に高い、又は低い。

メーターのリチウムイオンバッテリー温度計を確認してください。外気温の変化などで、充電中にリチウムイオンバッテリーの温度が赤色又は青色の範囲に入ってしまったときは、充電が停止することがあります。