
シフトレバーや周辺の部品を絶対に分解しないでください。車両がシフトレバー位置を認識できなくなり思わぬ事故につながるおそれがあります。
次のような操作は、トランスミッションやクラッチを破損し、思わぬ事故につながるおそれがありますので、絶対にしないでください。
車が完全に停止する前に[P]に入れる。
車を前進させているときに[R]に入れる。
車を後退させているときに[A]↔[M]に入れる。
[N]でエンジン回転数を上げた後、[A]↔[M]又は[R]に入れる。
坂道でブレーキペダルを踏まず、アクセルペダルの調節で停止する。
車両が停止する前に[R]から[A]↔[M]又は[A]↔[M]から[R]にシフトレバーを切り替えると、変速が遅れたり変速できない場合があります。必ずブレーキペダルを踏んで車両が確実に停止していることを確認してから操作してください。
シフトレバー内部に強力磁石を使用しているため、医療電気機器など磁力の影響を受けやすいものを近づけたりしないでください。

シフトレバーは正しく握って操作してください。 レバーとゲートの間に指などを挟んだりして思わぬけがをするおそれがあります。
GT-Rは転がり抵抗を小さくしているため、[N]のときも道路のわずかな勾配によって車両が簡単に動きます。
必ずブレーキペダルを踏んでください。
シフトレバーの故障の原因となるため、以下のことをお守りください。
水や飲料などをこぼさない。
砂などが掛からないようにする。
ノブの革の手入れには、市販の浸透性つや出し剤などを塗らない。
また、多分に水分を含んだ布などでふかない。
本革シート、シフトレバーのお手入れ
印の操作は、ボタンを押さないで操作する習慣をつけてください。ボタンを押して操作すると、意に反して[P]、[R]に入れてしまうおそれがあります。
[P]から操作するとき、ボタンを押したままブレーキペダルを踏むと、シフトレバーを動かせないことがあります。ボタンはブレーキペダルを踏んでから押してください。
スポーツ走行などの高負荷走行後にシフトレバー周辺の温度が高くなり、異音がすることがありますが故障ではありません。
ブレーキペダルとアクセルペダルを同時に踏み込むと、クラッチが加熱状態となり、摩耗や劣化の進行が早まります。
⇒ブレーキペダルとアクセルペダルを同時に踏みこむ操作は控えてください。
シフトレバー周辺にはコインなどの小さなものを置かないようにしてください。取れなくなるおそれがあります。
シフトレバー周辺に電化製品や磁気による影響があるものを置かないでください。
冷間時の始動直後に、車両情報ディスプレイに「トランスミッションシステムチェック中」と表示されているときは、[P]からシフトレバーが動かせません。
これはトランスミッションのシステムをチェックしているためで、異常ではありません。
車両情報ディスプレイの表示が消えてから操作してください。
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GT-R 機能・性能・しくみ |
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デュアルクラッチトランスミッション
アテーサE-TSと1.5WayメカニカルLSD付リヤファイナルドライブをトランスミッションと一体化し、軽量・コンパクト化を実現しました。 |