タイトコーナーブレーキング現象について

低温時の車庫入れなど、ハンドルを大きく切った状態で発進すると、アクセルペダルを踏んでも車が前後に動きづらい場合があります。この現象をタイトコーナーブレーキング現象といいます。

これは前輪と後輪に回転差が生じるために起きる4WD車特有の現象であり、異常ではありません。

  • タイトコーナーブレーキング現象が起きるとタイヤのスリップ音やパワートレイン系部品のきしみ音などが発生することがあります。

タイトコーナーブレーキング現象緩和機能

  • 以下の条件がそろったときに2WD状態となり、タイトコーナーブレーキング現象を緩和することができます。

    • セットアップスイッチ(セットアップスイッチの使いかた)のトランスミッションがノーマルモードのとき

    • 車速が約10km/h以下のとき

    • ハンドルを大きく切った(約半回転以上)とき

    低速時に大きくハンドルを切った場合以外は通常の4WD状態ですので、常に2WD状態となる機能ではありません。

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