
画像ダウンロード
6代目スカイライン(R30型)は、スカイライン2000GT-R の生産終了以来途絶えていたDOHC エンジンが8年ぶりに復活し、レースにも復帰を果たしたことで注目を集めました。4気筒ながら4バルブDOHC 2ℓのFJ20型エンジンを搭載した「2000 RS(レーシングスポーツ)」が事実上のフラッグシップになりました。 FJ20エンジンは1983年にターボ仕様のFJ20(ET)型(190馬力)が加わり、1984年にはインタークーラー付き仕様に進化、最高出力を205馬力にまでアップしました。レースの世界へは、この「RS」 のイメージをもつボディに、モータースポーツ専用のLZ20B 型エンジン(ターボつき)を搭載、570馬力以上のモンスターとなったマシンを、日産ワークスの名手・長谷見昌弘選手が操り、1982年のスーパーシルエットレースで2勝、翌年には4勝をマーク。迫力ある走りでスカイラインファンを虜にしました。昨今のNISMOフェスティバルなどで、走る姿をたびたびお披露目しています。このクルマは、スカイラインの貴重な歴史を後世に伝えるべく、動態保存されています。
車両詳細
| 年式 | 1982年 |
|---|---|
| 型式 | KDR30型 |
| 全長 | 5,065mm |
| 全幅 | 1,980mm |
| 全高 | 1,239mm |
| ホイールベース | 2,615mm |
| トレッド(前/後) | 1,610/1,650mm |
| 車両重量 | 1,005kg |
| エンジン | LZ20B型 (直4・4バルブ DOHC・ ターボ) 2139cc |
|---|---|
| 最高出力 | 419kW(570ps)以上/7,600rpm |
| 最大トルク | 539N・m(55kgm)以上/6,400rpm |
| サスペンション(前/後) | ストラット/ウィッシュボーン |
| ブレーキ(前/後) | ディスク/ディスク |
| タイヤ | 270-590-16/350-700-19 |
| その他 |

