スカイライン

スカイライン2000GT-R 1969JAFグランプリ優勝車仕様

SNSでシェアしようfacebooktwitter

画像ダウンロード

1969(昭和44)年2月、3代目スカイライン・C10型の派生車として、量産車世界初の4バルブDOHCエンジンを搭載したツーリングカーレース用高性能セダン「スカイライン2000GT-R(PGC10型)」が発売されます。これが、現在まで続く「GT-R」の始まりでした。GT-Rの初陣は同年5月富士での「JAFグランプリ」です。クラブマンドライバー主体のこのレースに、PMC・S*から多数のGT-Rが出場しますが、未曽有の高性能車だけに乗りこなせず多数が脱落。結果は、判定勝ちながら、篠原孝道選手の39号車が苦しい勝利を飾ります。怒涛の49連勝を含む52勝を挙げることになるGT-Rの初めの一歩は、実は薄氷を踏むような一戦だったのです。 このクルマは、PGC10型をベースに作られた、篠原選手のJAFグランプリ39号車仕様です。

車両詳細

年式 1969年
型式 PGC10型
全長 4,395mm
全幅 1,610mm
全高 1,385mm
ホイールベース 2,640mm
トレッド(前/後) 1,370/1,365mm
車両重量 980kg
エンジン S20型 (直6・4バルブ DOHC ) 1,989cc
最高出力 154kw(210PS)/8000rpm
最大トルク 196N・m(20.0kgm)/6000rpm
サスペンション(前/後) ストラット/セミトレーリングアーム(独立)
ブレーキ(前/後) ディスク/ドラム
タイヤ 475-10.00-14/475-11.30-14
その他 スカイライン2000GT-R 1969JAFグランプリ優勝車仕様