ダットサン

ダットサン1000 トラック

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戦後の日産にとって悲願であったダットサン車のフルモデルチェンジは、1955年(昭和30年)、ダットサンセダン110型とダットサントラック120型の同時デビューに結実しました。エンジンこそ、まだ戦前改良型の860ccサイドバルブでしたが、シャシー/ボディは近代化され、ダットサントラック伝統の頑丈性ともあいまって、戦後の日本が高度経済成長の入口に差し掛かった時代の小口輸送任務に、大活躍を見せることとなりました。120型をベースに、主にエンジンの刷新を施したのが、1957年(昭和32年)登場の220型です。新開発のC型エンジンは、当時技術提携を結んでいたオースチン社からのノウハウを活用した988ccの直列4気筒で、日産初のOHV(オーバーヘッドバルブ)機構を採用しています。1958年(昭和33年)のマイナーチェンジ以降、最大積載量850Kg(221型)に、1000Kg積み(G211型)が加わりました。このクルマは、1000Kg積みのG211型です。

車両詳細

年式 1959年
型式 G221型
全長 4,040mm
全幅 1,466mm
全高 1,625mm
ホイールベース 2,520mm
トレッド(前/後) 1,170/1,180mm
車両重量 940kg
エンジン C型 (直4 OHV) 988cc
最高出力 25kw(34ps)/4,400rpm
最大トルク 65N・m(6.6kgm)/2,400rpm
サスペンション(前/後) 縦置リーフ/縦置リーフ
ブレーキ(前/後) ドラム/ドラム
タイヤ 5.50-15-6PLT / 5.50-15-8PLT
その他