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プリンス自工と日産自動車の合併に伴って「ニッサン・グロリア」として1967 (昭和42) 年4 月にデビューした三代目・A30 型は、実質的には旧プリンスの開発車ですが、先代までのユニークな後輪ド・ディオンアクスルは一般的な縦置きリーフ・リジッドに変更されるなど、徐々に日産車との部品共用化が図られました。A30 型のスタイリングは、前年に発表された貴賓用リムジン「ロイヤル」に似たイメージを持たせ、長く幅広く低重心の風貌は「ロイヤル・ライン」と呼ばれました。特徴的な縦型4 灯式のヘッドランプにより、「タテ目のグロリア」とも通称されます。1969 年(昭和44 年)10 月の小変更で旧プリンスからのG7 型エンジンも日産のL20 型に換装。その後のグロリアは、次の4 代目(1971 年・230 型)以降、ボディもセドリックと共通化されました。このクルマは、G7 型エンジン搭載時代のスーパーデラックス、コラムM/T 仕様です。
車両詳細
年式 | 1969年 |
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型式 | PA30型 |
全長 | 4,690mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,445mm |
ホイールベース | 2,690mm |
トレッド(前/後) | 1,385/1,390mm |
車両重量 | 1,305kg |
エンジン | G7型 ( 直6・OHC) 1988cc |
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最高出力 | 77kw(105ps)/5,200rpm |
最大トルク | 157N・m(16.0kgf・m)/3,600rpm |
サスペンション(前/後) | ダブルウィッシュボーン/ 縦置リーフ |
ブレーキ(前/後) | ディスク/ ドラム |
タイヤ | 6.95-14-4PR チューブレス |
その他 |