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2代目ダットサンフェアレディは、ブルーバードのシャシーに1.5リッターエンジンを搭載した「フェアレディ1500」(SP310型)として1962(昭和37)年にデビューします。エクステリアは、先代にあたるSPL212/213型のイメージを外観に残しながらもより低くシャープなスタイリングになりました。1965(昭和40)年にはより強力な1.6リッターエンジンの1600(SP311型)へ発展し、さらに1967(昭和42)年には、2リッターエンジンを搭載した2000(SR311型)が登場しました。エアインテークが目を引くボンネットの下にはソレックスキャブレターを装備した最高出力145psのSOHC4 気筒・1982ccのU20 型エンジンが納まり、910kgのボディで0→400m加速15.4秒、最高速度205km/hと、まさに国産車最速の存在でした。大パワーに対応して、リヤサスペンションにはトルクロッドが追加されています。操縦安定性だけでなく乗り心地にも配慮し、さらに北米輸出のため合わせガラスや3点式シートベルトが備わるなど、安全装備も充実していました。このクルマは、初期のオーストラリア仕様車で、正式な車名は「ダットサンスポーツ2000」です。
車両詳細
| 年式 | 1967年 |
|---|---|
| 型式 | SR311型 |
| 全長 | 3,910mm |
| 全幅 | 1,495mm |
| 全高 | 1,300mm |
| ホイールベース | 2,280mm |
| トレッド(前/後) | 1,275/1,200mm |
| 車両重量 | 910kg |
| エンジン | U20型 (直4・OHC) 1982cc |
|---|---|
| 最高出力 | 107Kw(145ps)/6,000rpm |
| 最大トルク | 176N・m(18.0kgm)/4,800rpm |
| サスペンション(前/後) | ダブルウィッシュボーン/縦置リーフ |
| ブレーキ(前/後) | ディスク/ドラム |
| タイヤ | 5.60S-14-4P |
| その他 | FY17下期レストア |

