スカイラインGT-R オーテックバージョン 40th ANNIVERSARY

スカイライン誕生40周年を記念してリリースされたモデルです。「大人のための最高性能スポーツセダン」をコンセプトに、1997(平成9)年の第32回東京モーターショーに出品後、翌1998(平成10)年1月に発売されました。BCNR33型スカイラインGT-Rに単に4ドアボディを流用しただけでなく、2ドアGT-Rのブリスターフェンダーを4ドアでも再現するため、リヤドアとリヤフェンダーは新たに製作した専用品です。また、リヤシートは専用のバケットタイプになっており、乗車定員は5名ではなく4名です。リヤスポイラーは装着せず、フロントスポイラーも小型にするなど、外観は2ドアGT-Rに比べて落ち着きがあります。4ドアボディのGT-Rは1969(昭和44)年に登場した最初の「2000GT-R(PGC10型)」以来だったため、ファンから好評を博しました。当時の販売価格は498万5000円で、約400台が生産されています。