フェアレディ

フェアレディ240ZG

SNSでシェアしようfacebooktwitter

画像ダウンロード

「240Z」は、1970(昭和45)年当初は主に北米向け輸出専用に設定されたモデルで、海外での人気を耳にした日本のファンの声に応える形で、日本でも1971 (昭和46)年11 月に追加されました。搭載されたのは2393cc のL24型エンジンで、最高出力は150ps、最大トルクは21.0kgm と、当時の国産スポーツカー最大級のパワーユニットでした。日本でのグレード展開は240Z・240Z-L・240ZG の3 種で、中でも、この240ZG は最上級グレードです。外観上の最大の特徴は、「G ノーズ(エアロダイナ・ノーズ)」といわれたフロントエンドで、FRP製のノーズピース、ヘッドライトカバー、ワイドタイヤを収める前提のオーバーフェンダーを装着しています。空気抵抗係数を示すCd 値=0.390 と当時のスポーツカーでもトップクラスの小ささで、最高速度は210km/hに到達。トランスミッションは5MT に加えて、3 速AT も用意され、グランドツーリングカーとしての資質も備えていました。

車両詳細

年式 1972年
型式 HS30H型
全長 4,305mm
全幅 1,690mm
全高 1,285mm
ホイールベース 2,305mm
トレッド(前/後) 1,355/1,345mm
車両重量 1,010kg
エンジン L24型 ( 直6・OHC) 2393cc
最高出力 110Kw(150ps)/5,600rpm
最大トルク 206N・m(21.0kgf・m)/4,800rpm
サスペンション(前/後) ストラット/ ストラット( 独立)
ブレーキ(前/後) ディスク/ ドラム( アルミフィン付)
タイヤ 175HR14
その他