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「アウトバーンの旋風(かぜ)」のキャッチコピーとともに1980(昭和55)年にデビューした4代目ローレル・C31型は、「80年代にふさわしい先進性と国際性のハイオーナーカー」をコンセプトに、すっきりとした空力的なスタイリングと高い基本性能で好評を博したモデルです。ウエストラインが低く、ガラス面積の大きい明るく低重心なスタイリングとなり、4ドアハードトップ車で実現した空気抵抗係数(Cd値)=0.38は当時の乗用車では傑出した値でした。豪華さ重視のハイオーナーカーであっても「走る・曲がる・止まる」の基本性能が重要だとする考えは、スカイラインでも知られるC31型の開発主管・櫻井眞一郎氏の思想であり、現在の日産の技術開発へも継承されています。このクルマは145psを発生する2ℓ・6気筒ターボエンジン「L20E・T型」を搭載した上級車「2000ターボSGX」です。
車両詳細
| 年式 | 1981年 |
|---|---|
| 型式 | KHC31型 |
| 全長 | 4,635mm |
| 全幅 | 1,690mm |
| 全高 | 1,380mm |
| ホイールベース | 2,670mm |
| トレッド(前/後) | 1,410/1,395mm |
| 車両重量 | 1,220kg |
| エンジン | L20E・T型 (直6 OHC ・ターボ) 1998cc |
|---|---|
| 最高出力 | 107Kw(145ps)/5,600rpm |
| 最大トルク | 206N・m(21.0kgm)/3,200rpm |
| サスペンション(前/後) | ストラット/セミトレーリングアーム(独立) |
| ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
| タイヤ | 185/70SR14 |
| その他 |

