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フェアレディZの4代目(Z32型)は、フェアレディZが誕生してから20年目となる1989年(平成元年)7月に発売されました。ワイド&ロープロポーションのスタイル、60度の超スラントヘッドランプ、躍動感に満ちたキャビンフォワードのシルエット、運動性能の良さを象徴するショートオーバーハングなど、フェアレディZの伝統を継承しつつ、さらに美しさと精悍さを進化させたスタイリングが特徴でした。2人乗りの2シーターと4人乗りの2by2(ツーバイツー)のバリエーションがあり、エンジンは3000ccV型6気筒DOHCのVG30型で、ツインターボと自然吸気の2機種がありました。また、4輪マルチリンクサスペンション、スーパーHICAS、アルミキャリパー対向4ピストンブレーキなど、当時の日産が誇る最新のシャシー技術を余すことなく投入していたことも大きな特徴です。このクルマは、北米向けの左ハンドルの輸出仕様車として1992年に生産されたモデルです。
車両詳細
| 年式 | 1992年 |
|---|---|
| 型式 | Z32型 |
| 全長 | 4,310mm |
| 全幅 | 1,790mm |
| 全高 | 1,250mm |
| ホイールベース | 2,450mm |
| トレッド(前/後) | 1,495/1,535mm |
| 車両重量 | 1,450kg |
| エンジン | VG30DE型 (V6・4バルブ DOHC) 2960cc |
|---|---|
| 最高出力 | 169kW(230ps)/6,400rpm |
| 最大トルク | 272N・m(27.8kgm)/4,800rpm |
| サスペンション(前/後) | マルチリンク/マルチリンク |
| ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
| タイヤ | 225/50R16 92V |
| その他 |

