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日産自動車の海外ラリー(豪州ラリー)初優勝をもたらし、世界の日産へとはばたくきっかけをもたらしたダットサン1000(210型)。そのモデルに改良を加えられたのがダットサン1000の211型です。フロントサスペンション、ステアリング、ブレーキの高速安定性能向上などの改良も施され、経済的で安定した走行性能をもつ、信頼性の高い乗用車として多くの方に愛され、開業医などが往診されるときのお伴として選ばれることでも評判になりました。そのフレーム(車台)を使用して、日本初のFRPボディをもつ新開発のオープンスポーツカー「ダットサンスポーツ(S211型)」も派生します。また、211型の後継として翌年に誕生するのが「ダットサンブルーバード(310型)」です。
車両詳細
| 年式 | 1959年 |
|---|---|
| 型式 | 211J型 |
| 全長 | 3,880mm |
| 全幅 | 1,466mm |
| 全高 | 1,535mm |
| ホイールベース | 2,220mm |
| トレッド(前/後) | 1,170/1,180mm |
| 車両重量 | 925kg |
| エンジン | C型 (直4・OHV) 988cc |
|---|---|
| 最高出力 | 25kW(34ps)/4,400rpm |
| 最大トルク | 65N・m(6.6kgm)/2,400rpm |
| サスペンション(前/後) | 縦置リーフ/縦置リーフ |
| ブレーキ(前/後) | ドラム/ドラム |
| タイヤ | 5.00-15-4PR |
| その他 |

