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1991年(平成3年)の全日本スポーツプロトカー耐久レース(JSPC)で、星野一義/鈴木利男選手組は全7戦中3勝(2位:1回、3位:1回)という安定した強さを発揮し、シリーズチャンピオンを獲得しました。翌1992年(平成4年)シリーズでも星野/鈴木組は全6戦中3勝(2位:2回)をあげ、日産に1990・91・92年の3年連続ダブルタイトル(メーカーチャンピオンとドライバーズチャンピオン)の栄誉をもたらします。このクルマは、星野一義/鈴木利男組のドライブにより1991年・92年と連続チャンピオンとなったマシンで、型式はR91CPのまま、レースエントリー名をR92CPとしていました。その心臓となるVRH35Z型エンジンはV型8気筒DOHCツインターボで、最高出力は800馬力以上を誇りました。車量が1tにも満たないため、馬力荷重(パワーウェイトレシオ)は約1kg/psというモンスターマシンです。
車両詳細
| 年式 | 1992年 |
|---|---|
| 型式 | R91CP型 |
| 全長 | 4,800mm |
| 全幅 | 1,990mm |
| 全高 | 1,100mm |
| ホイールベース | 2,795mm |
| トレッド(前/後) | 1,600/1,560mm |
| 車両重量 | 850kg以上 |
| エンジン | VRH35Z型 (V8・4バルブ DOHC・ツインターボ) 3496cc |
|---|---|
| 最高出力 | 588kW(800ps)以上/7,600rpm |
| 最大トルク | 784N・m(80.0kgm)以上/5,600rpm |
| サスペンション(前/後) | ダブルウィッシュボーン/ ダブルウィッシュボーン |
| ブレーキ(前/後) | カーボンベンチレーテッドディスク/カーボンベンチレーテッドディスク |
| タイヤ | 320-30-R17/350-40-R19 |
| その他 | 1992年JSPCシリーズ優勝車 #1カルソニックニッサンR92CP(星野一義/鈴木利男組) |

