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日本で乗用車の保有台数が100 万台を突破した1963(昭和38)年の9 月、ダットサンブルーバードは大好評を博した初代から初のフルモデルチェンジで、2 代目の410 型へ進化しました。先進的なフラットデッキをもったヨーロッパ調のスタイリングはイタリアの名門デザイン工房・ピニンファリーナ社の原案によるものです。機構面では、「セドリック」に続いてモノコックボディを採用し、軽量化と剛性を両立していました。発売当初は1000cc と1200cc エンジン(最高出力55 馬力)の2 本立てでしたが、後にブルーバードの伝統的なスポーティ仕様となる1200SS(スポーツセダン)、300SS、1600SSS(スリーエス= スーパースポーツセダン)が追加設定されて、ブルーバードは徐々にスポーツセダンのイメージを強くしていきます。このクルマはマイナーチェンジ前の初期410 型の「1200 デラックス」です。
車両詳細
| 年式 | 1964年 |
|---|---|
| 型式 | P410型 |
| 全長 | 3,995mm |
| 全幅 | 1,490mm |
| 全高 | 1,440mm |
| ホイールベース | 2,380mm |
| トレッド(前/後) | 1,206/1,198mm |
| 車両重量 | 915kg |
| エンジン | E1型 ( 直4・OHV) 1189cc |
|---|---|
| 最高出力 | 40kW(55ps)/4,800rpm |
| 最大トルク | 86N・m(8.8kgf・m)/3,600rpm |
| サスペンション(前/後) | ダブルウィッシュボーン/ 縦置リーフ |
| ブレーキ(前/後) | ドラム/ ドラム |
| タイヤ | 5.60-13-4PR |
| その他 |

