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ダットサン商用車(バンとトラック)は、日産自動車の草創期から戦後の高度成長期を中心にさまざまな物資を運び、日本の暮らしを支えてきました。また、日産が初めて米国市場で一定の成功をつかんだ記念碑的なクルマでもあります。このクルマは、1965(昭和40)年に発売した520型ダットサン1300バンが1968(昭和43)年のビッグマイナーチェンジを経て521型になり、1970(昭和45)年2月に新設定された1.5ℓ・最高出力77psの直列4気筒OHV・J15型エンジンを搭載したダットサン1500バンです。折しも現在のE1(東名・名神高速道路)が全線開通し、本格的なハイウェイ時代の幕開けの時代にあたり、商用車にもさらに高いレベルの高速巡行性能が必要になっていました。このクルマは最大積載量500kg、乗車定員は最大6名という仕様です。
車両詳細
| 年式 | 1972年 |
|---|---|
| 型式 | VN521型 |
| 全長 | 4,345mm |
| 全幅 | 1,570mm |
| 全高 | 1,525mm |
| ホイールベース | 2,530mm |
| トレッド(前/後) | 1,250/1,265mm |
| 車両重量 | 1,070kg |
| エンジン | J15型 (直4・OHV) 1483cc |
|---|---|
| 最高出力 | 57kW(77ps)/5,200rpm |
| 最大トルク | 118N・m(12.0kgm)/3,200rpm |
| サスペンション(前/後) | ウィッシュボーン・トーションバー/縦置リーフ |
| ブレーキ(前/後) | ドラム/ドラム |
| タイヤ | 5.50-14-6PR |
| その他 | 積載量:3名/500Kg(6名/300Kg) |

