プレジデント

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1965年(昭和40年)、セドリック・スペシャル(50型)の後継として、当時のインターミディエートクラスの米国車に比肩する新型高級乗用車「プレジデント」(150型)が発表されました。外観は曲線によるハーモニーをテーマに、エアロダイナミックが融合した「現代の曲線」が基調とされました。エンジンは、ハイヤー使用を想定し経済性を考慮した直列6気筒2974ccと、静粛性向上のためオイルタペットやサイレントチェーンを採用した余裕の180馬力を誇るV型8気筒3988ccの2種を採用。シャシーにも、アンチハーシュネス、アンチノーズダイブ、アンチロール性能を持った速度比例型ショックアブソーバーを採用し、ブレーキはマスターバック付きディスクブレーキを採用するなど先進技術が数多く投入されました。コンフォートアクセサリーと名づけられた快適装備は、乗用車として国内初採用のパワーステアリング、熱線入りリアウインドウ、防眩インサイドミラー、無段変速ワイパー、リモコン式フェンダーミラー、トランクマウントの後席用クーラー等30種類を超え、まさに日本を代表する高級車の最高峰にふさわしいものでした。このクルマは1968年製で、V8エンジン搭載のC仕様です。

車両詳細

年式 1968年
型式 150型
全長 5,045mm
全幅 1,795mm
全高 1,460mm
ホイールベース 2,850mm
トレッド(前/後) 1,485/1,475mm
車両重量 1,600kg
エンジン Y40型 (V8 OHV) 3988cc
最高出力 132kw(180ps)/4,800rpm
最大トルク 314Nm(32.0kgm)/3,200rpm
サスペンション(前/後) ダブルウイッシュボーン/縦置リーフ
ブレーキ(前/後) ディスク/ドラム
タイヤ 7.00-14-6P
その他 150-C仕様