
画像ダウンロード
1989 (平成1)年1 月にPAO(パオ)と同時に発売されたS-Cargo(エスカルゴ)は、コマーシャルカーとしては斬新な、カタツムリをイメージさせるエクステリアデザインが大きな特徴で、PAO と同様に人気を博しました。車名は、フランス語で「カタツムリ」の意味である「エスカルゴ(Escargot)」と、「貨物= カーゴ(Cargo)」のスペイン語読み「カルゴ」を掛け合わせた造語です。荷室高1230mm のカーゴスペースは実用的で、ルーフはスタンダードのほか、開放感のあるキャンバストップも選べました。コクピットはテーブルタイプのインパネデザインで、インパネの中央部に大型のスピードメーターを配置。AT のセレクトレバーをセンターコンソール上部にレイアウトする斬新なものでした。パイクカーシリーズでは唯一の商用車で、現在でも高い人気を保っています。
車両詳細
| 年式 | 1989年 |
|---|---|
| 型式 | G20型 |
| 全長 | 3,480mm |
| 全幅 | 1,595mm |
| 全高 | 1,860mm |
| ホイールベース | 2,260mm |
| トレッド(前/後) | 1,395/1,340mm |
| 車両重量 | 970kg |
| エンジン | E15S型 ( 直4・OHC) 1487cc |
|---|---|
| 最高出力 | 54kW(73ps)/5,600rpm |
| 最大トルク | 116N・m(11.8kgf・m)/3,200rpm |
| サスペンション(前/後) | ストラット/ トレーリングアーム( 独立) |
| ブレーキ(前/後) | ディスク/ ドラム |
| タイヤ | 155R13-6PR |
| その他 |

