
画像ダウンロード
戦後初の乗用車であるダットサン・スタンダードセダン(DA型)のバトンを受け、1948年(昭和23年)3月に登場したデラックスセダン(DB型)です。スタンダードセダン(DA型)は、シャシーやエンジンは戦前の設計を引き継ぎ、ボディのみ生産しやすいように直線基調のデザインに変更していました。このデラックスセダン(DB型)は、シャシーこそDA 型と同様の形式ですが、ボディを当時の米国車風なスタイルに一新しています。デビュー当初は、エンジンもDA型と同じ722ccでしたが、1950年(昭和25年)9月登場のDB-2型になると、シャシーを補強し、860cc・20馬力に排気量を拡大。さらに、1953年(昭和28年)2月登場のDB-5型では、24馬力までパワーアップされました。
車両詳細
| 年式 | 1953年 |
|---|---|
| 型式 | DB-5型 |
| 全長 | 3,805mm |
| 全幅 | 1,480mm |
| 全高 | 1,560mm |
| ホイールベース | 2,150mm |
| トレッド(前/後) | 1,048/1,180mm |
| 車両重量 | 890kg |
| エンジン | D10型 (直4・SV) 860cc |
|---|---|
| 最高出力 | 18kW(24ps)/4,000rpm |
| 最大トルク | 50N・m(5.1Kgm)/2,400rpm |
| サスペンション(前/後) | 横置リーフ/縦置リーフ |
| ブレーキ(前/後) | ドラム/ドラム |
| タイヤ | 5.50-15-4PR |
| その他 |

