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1980年代に入り、モータリゼーションのさらなる普及とともに、モータースポーツもますます盛んになりました。1978年(昭和53年)に登場した初代パルサー(N10型)は、サニーと並んで人気を博した小型車で、サーキットでのワンメイクレースも行なわれていました。2代目となるパルサー(N12型系)は、1982年(昭和57年)4月に登場。スタイリッシュな2ボックスとして多くの若者の支持を得ました。また、富士フレッシュマンレースなど、ワンメイクレースを行うためのレース車両も同時に供給されました。2ドアハッチバックをベースに、標準車と同じ1500cc・95馬力のエンジンを搭載、サスペンションが強化され、さらにロールバーや消火器といった安全装備が追加されていました。このクルマは、サンプルとして造られたワンメークレース用車です。
車両詳細
| 年式 | 1984年 |
|---|---|
| 型式 | RHN12型 |
| 全長 | 4,095mm |
| 全幅 | 1,620mm |
| 全高 | 1,390mm |
| ホイールベース | 2,415mm |
| トレッド(前/後) | 1,395/1,385mm |
| 車両重量 | 880kg |
| エンジン | E15E型 (直4・OHC) 1487cc |
|---|---|
| 最高出力 | 70kW(95ps)/6,000rpm |
| 最大トルク | 123N・m(12.5kgm)/3,600rpm |
| サスペンション(前/後) | ストラット/トレーリングアーム |
| ブレーキ(前/後) | ディスク/ドラム |
| タイヤ | 175/70SR13 |
| その他 |

