欧州側面衝突基準 （案） '95.10.以降の新型より	米国側面衝突基準 （MVSS214） '94年型よりフェーズイン
試験条件 車両直角方向からのムービング・デフォーマブルバリアによる衝突 衝突速度：50km/h 計測ダミー：EUR-SID ダミー （ダミー搭載位置は任意位置）	試験条件 クラブ角27°のムービング・デフォーマブル・バリアによる衝突 衝突速度：33.5mph (54km/h) 計測ダミー：SID ダミー （ダミー搭載位置は中間位置）
評価基準 傷害基準（前席のみ） 頭部傷害値HPC　 ≦1000 胸変位RDC　　　 ≦42mm 胸粘性傷害値VC　≦1.0m/s 　（発行から２年間は参考値） 腹部最大荷重APF ≦2.5kN 腰部最大荷重PSPF≦6kN	評価基準 傷害基準（前・後席） 胸部傷害値TTI ≦85（4ドア） 　　　　　　　≦90（2ドア） 腰部傷害値Pelvis G　≦130
その他基準 ドア開放、開扉要件 ダミー取り出し性要件 燃料漏れ要件	その他基準 ドア開放要件
デフォーマブル・ムービング・バリア バリアは剛性が異なる６つの部分で構成 バリア幅は1500mm 重量は950kg 地上高300mm	デフォーマブル・ムービング・バリア バリアはバンパー部と本体部の２つの部分で構成 バリア幅は1676mm 重量は1368kg 地上高280mm

		欧州基準	米国基準	日本の車両調査
重量 (kg)		830	1369	1080 (1993 data) 855 (1978 data)
幅 (mm)		1500	1676	1567
長さ (mm)		500	550	1567
深さ (mm)		500	482	---
地上高 (mm)		300	280	240
硬さ (kN)	変形 100mmで	60〜110	245	75
	変形 200mmで	140〜190	360	175
	変形 300mmで	210〜280	---	210

出典 '96年 ESVペーパーより

ダミー		側突用ダミー SID	欧州側突基準用ダミー EURO-SID-1
傷害値	頭	------	HPC≦1000
	胸	TTI≦85 (4ドア) ≦90 (2ドア)	(VC≦1.0m/s) RDC≦42mm
	腹	------	APF≦2.5kN
	腰	Pelvis G≦130	PSPF≦6kN

両ダミーの計測部位の比較

SID ダミー 衝突方向 A 上部肋骨加速度 B 下部肋骨加速度 C 下部脊椎加速度 D 腰部加速度	EURO-SID ダミー E 頭部重心点加速度 F 上部肋骨変位 G 中部肋骨変位 H 下部肋骨変位 I 腰部荷重 J 恥骨荷重

本資料に用いた略語
HPC：Head Performance Criterion	頭部傷害値
RDC：Rib Deflection Criterion	胸部変位傷害値
VC：Viscous Criterion	胸部粘性傷害値
APF：Abdominal Peak Force	腹部最大荷重
PSPF：Public Symphysis Peak Fore	腰部最大荷重
TTI：Thorax Trauma index	胸部傷害値
SID：Side Impact Ddummy	側突用ダミー