地デジチューナーに限らず車載用機器は、小型化をしながら温度や振動に対して強くなくてはならない上、あらゆるノイズ対策を施しています。さらに車載用地デジチューナーの多くは視聴エリアを広くするために家庭用にはないワンセグチューナーも搭載して、自動的に切替を行って安定した画像提供をする機能も装着しています。このように車載用地デジチューナーには家庭用に無い機能を備えています。
地上デジタル放送では著作権保護のために、コピー制御信号を加えて暗号化した放送をしています。これを解くのがB-CASカードです。受信機1台にB-CASカードが1枚同梱されていて、カードを機器に挿入しないと視聴できない仕組みになっています。ただし、ワンセグ放送には必要ありません。
必ず登録しなければいけないという義務はありません。 B-CAS社はNHKや民放各社などが出資して作った会社で、B-CASカードの管理運営をしています。放送局各社はこのB-CASカードを利用して、誰がどこで視聴しているかを把握したいので登録を呼びかけています。
地上デジタル放送は2006年中に全国で開局していますが、場所によっては視聴できないエリアもあります。また、デジタル放送は受信状態の良否がはっきりしていて、アナログ放送のようにノイズ混じりでも何とか見られるといった中間的な状態がありませんので、場合によってはエリアが狭くなったと感じるかもしれません。 社団法人デジタル放送推進協会のホームページ(下記URL)で放送エリアの目安を閲覧することができます。http://vip.mapion.co.jp/custom/DPA_B/
【関連情報】東北3県のアナログ放送延長について
当初の法律では、アナログ放送から地上デジタル放送への完全移行の期限を平成23年7月24日と定めていましたが、平成23年3月11日の東日本大震災により甚大な被害を受けた岩手県、宮城県、福島県においては、この期限までに地上デジタル放送の受信環境の整備が間に合わないと見込まれたため、この3県の地域における地上アナログ放送の周波数の使用の期限を平成24年3月31日に延長することとなりました。
「中継局」とは、親局だけでは目的とする地域をカバーできない場合、別の地域に補助的に設ける放送局のことで親局とは異なるチャンネルで同じ番組を放送しています。これに対して「系列局」は基本的に独立した放送局で、独自の番組構成の中で親局の放送を中継的に放送したり、録画をして別の時間に放送したりしています。
車載用の地デジチューナーは移動中の受信を安定させるために「2チューナー×2アンテナ」または「4チューナー×4アンテナ」の2タイプのいずれかがほとんどです。一般的に「4チューナー×4アンテナ」は高価で、弱電界(境界域のわずかなエリア)でその差を発揮します。


