■Hyper CVT/Hyper CVT-M6
CVT image  CVTはContinuously Variable Transmission(無段階変速機)の略です。2つのプーリーの溝の幅を変化させることにより、プーリーに掛かるスチールベルトの入力側/出力側各々の直径を無段階・連続的に変化させ、状況に合わせた適切な変速比で走行します。
cvt このため、加速性能やアクセルレスポンスの向上、燃費の向上、変速ショックの全くない運転を実現します。ハイパーCVTはこれに加え、電子制御による変速制御とトルクコンバータを組合せることにより、通常のAT車と同様のクリープ現象を発生させ、坂道発進や微低速運転をしやすくしています。また下り坂では勾配に応じて変速比を変化させ最適なエンジンブレーキを発生させます。
 Hyper CVT-M6ではさらに、シフトゲートをマニュアルモードに切り替えることにより、ダイレクトに反応する手動変速ならではの積極的な走りを楽しむことができます。

※写真はHyper CVT-M6(プリメーラ)
 
■NEO VVLエンジン
VVL IMAGE  NEO VVLエンジンは可変バルブリフト&タイミング機構(VVL)を採用しています。エンジン回転数に応じて、低速用カムと高速用カムを切り替えることにより、吸気バルブと排気バルブの開閉時期とリフト量を最適化。
 また吸気バルブと排気バルブの切替を独立して電子制御することにより、全域にわたるフラットなトルク特性を実現します。ハイレスポンスとハイパワーによりワインディングロードから高速巡航までスポーティでゆとりあふれるドライビングを可能にしてくれます。

vvl
※写真はNEO VVL SR16
 
■ハイブリッド車(HEV)
 パワートレインのシステムとして、複数の動力源を組み合わせて使用するシステムをハイブリッドシステムといいます。日産ではガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせることにより、両者の長所を融合させ、燃費や排出ガスを大幅に低減するハイブリッドシステムを開発しています。
 このシステムにはシリーズ方式とパラレル方式の2種類の方式があります。

(1)S-HEV(シリーズ方式)
エンジンで発電機を回し、発電した電力によりモーターが車輪を駆動させるのがシリーズ方式です。このシステムでは、エンジンを効率の良い運転状況(トルクと回転数)での発電機駆動のみに使用しています。車輪はモーターのみで駆動するため、エンジン停止状態での電気自動車としての走行も可能(フル充電時で約50km走行可能)です。また、モーターは減速時には発電機として作動し、減速エネルギーを電気エネルギーとしてバッテリーに蓄えます(エネルギー回生)。

(2)P-HEV(パラレル方式)
車輪を駆動させるために、ガソリンエンジンと電気モーターの2種類の動力源を持つのがパラレル方式です。日産では、このパラレル方式ハイブリッドにCVTを組み合わせた独自のシステムを採用しました。エンジン効率の良いところではCVTを介してエンジンの駆動力で走行し、エンジン効率悪いところでは、モーターが自動的に作動します。ガソリンエンジンはアイドル時や低負荷側などでは効率が悪いため、その部分をモーターが受け持つ仕組みです。
 
■インダクティブ充電方式
 電磁誘導によって、非接触で電力を伝えるインダクティブ充電方式を採用しました。高周波を発生させるコイルを内蔵したプラスティック製の充電パドルをポートに差し込むだけで充電が開始され、満充電なると自動的に停止します。取り扱いがとても容易で、雨などの影響も受けない安全なシステムです。
 日産では97年2月にリース販売を開始したプレーリージョイEVより、これらの技術を採用しています。また、新型車「ルネッサ」のラインナップに電気自動車を加え、98年春より発売を開始する予定です。

※写真はポータブル充電器