Communique No.7 Jun 17, 1995
1995年6月17日土曜日 - 22時00分
マクラーレン勢が相変わらず上位を占めているが、チーム同士の順位には変化が
見られた。フィリップ・アリオの駆る25号車が22時00分ごろ、ワイパーのトラブルに
悩まされている49号車を抜き去っている。
夜の帳が落ちてコンディションはますます厳しいものとなって来た。GT1に
2台出走しているポルシェのうちの1台をドライブするヘスス・パーレイハに
象徴されるように、多くのドライバーがミスを冒している。59号車のマクラーレンに
4位を奪われ、2時間前にアンドレッティのクラージュがダメージを負った
(左リヤ・サスペンションの交換)のと同じ場所でパーレイハはコースアウトして
しまった。
ポルシェ91号車も同様の不運に襲われ、序盤の好走のアドバンテージを失ってしまった。
同車はそれまでGT2クラスのトップを走っていた。
ホンダNSX46号車はコースアウトしてからリペアされないままだ。
しかしチームは状況の挽回への希望を捨てていない。同じように長い間止まっていた
ヴェンチュリー44号車は、9ラップして再びピットイン。エンジンのバルブロッカー
アームの交換作業に入った。
19時50分からストップしているフェラーリの40号車はギヤボックスのトラブルで 正式にリタイヤした。リスターも21時15分に同じトラブルの犠牲となった。
フランソワ・ミゴーの忍耐は報われることになった。電気系のトラブルから サーキット上に1時間ストップしていたミゴーだったが、応急処置を行い、 ピットに戻ることに成功した。またサードの26号車はクラッチ・トラブル (交換された)に見舞われ長時間を失ってしまった。
上位4位までを占めるマクラーレン勢に続き、ポルシェ37号車とジャガー57号車が バトルを展開(ニッサン23号車が割ってはいる)、今のところ37号車が優位に 立っている。
35分間に及ぶ修復作業の後、13号車はコースに復帰した。22時を過ぎた時点で 13位につけている。1台のみとなったWRだが、レースを継続中だ。 マイナーアクシデントの後、WRはコースに戻り、見事な追い上げを見せている。