Communique No.4 Jun 17, 1995

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*1995年6月17日土曜日 - 12時00分


ウォームアップ

WRプジョー勢はウォームアップ走行を圧倒してその実力を示した。2台のう ちパトリック・ゴニンがウイリアム・ダビッドを上回った。「ディスクとパッ ドの慣らしと、快適にドライブ出来るようにセッティングをモディファイした。 フルタンク状態での動きは良いようだ」とウイリアム・ダビッド。ダビッドは 昨日「ジャン・ロンドー賞」を受賞している。

シュトゥック/ブーツェン/ブシュー組は予選が満足出来ない結果に終わって しまったが、まずますの3位につけた。アンディ・ウォレスはセナに敬意を表 してイエローとグリーンのカラーリングを施したチーム・ハロッズのマクラー レンを駆ってGT1最速ラップを記録。マクラーレン勢は、6位のタイムを記 録したグーノン/ベルモンド/トレビジョル組のヴェンチュリーと同様、実力 を示した。一方、フェラーリ333SPは7分27秒というタイムで、不安の影を 落としている。

各チームはスタート前の最終セッティングに励んでいるようであった。ウォー ムアップ走行は一部のドライバーにとって当日のコース状況を知る良い機会に なっている。夜間の3ラップしかしていないエリック・コマスはその例だ。エ リックのメカニックは未だセッティングに若干の問題を抱えている。何とトラ ンシーバーが一方方向にしか通じないというのだ。

ホジェッツ/オイザー/ウードス組のマーコスはユーノディエール最初のシケ インで故障してしまった。「何が起こったのか原因は掴めていないが、恐らく ギヤボックスのトラブルだと思う」とチームマネージャーのデビッド・プレウ イット氏。またセイケルのポルシェ911GTに若干のオイル漏れが見られ、フェ ルテ/アチソン組のサードはクラッチが滑ることからその交換が強いられてい る。

マクラーレン勢は、予選で最速ドライバーであったJJレートが説明するよう に自信を示している。「完走出来る可能性は高いと思う。マニクールで21時間 のシュミレーション・テストをトラブルなく行っているからだ。エンジンの信 頼性は極めて高い。唯一心配なのはギヤボックスだ。」

ホンダ勢は雨を期待しているようだ。ギヤボックスにオーバーヒート傾向が見 られるからだ。しかしプロジェクト・リーダーの橋本健は自信の程を示す。 「ギヤボックスとスターターのトラブルが出たために木曜日は走れなかった。 エンジンは非常に良く、ブーストを上げればポールポジションも不可能ではな かっただろう。信頼性についても月曜日の夜まで走れるくらいだ!(笑)」  ホンダ・ターボ(47号車)へは攻めの指示が出ているが、自然吸気車(46号車) の方は完走を目指す。ニッサン勢では23号車が攻めの走りをする。

GT2クラスからは参加取消がなく、エインケル/ギトゥニイ/オーボルン組 のフェラーリF355は、予選で充分な走りを示しながら決勝への出場は不可能 となった。一方、クラージュ12号車のレース除外と、ドライバーのうちの1名 しかクオリファイ出来なかったノルマとタイガの参加取消によってグループ1 の3台がレースでの走行が認められた。