T/S 川瀬 直剛

日産の技術の結晶、
GT-Rを整備する認定スタッフ

クルマ好きなら誰もが一目置く日産のGT-Rを整備することが許されているのは、「NISSAN GT-R認定テクニカルスタッフ」という特別な資格を持ったT/S(テクニカルスタッフ)だけ。特にブレーキやアライメント関連などは、問題があれば事故につながってしまう大切な部分であるため、資格を持ったスタッフだけしか触れることができません。GT-Rは日産が誇る技術の結晶であり、一般的な乗用車と異なる部分も多くあります。細かい差がハンドリングの感触に大きく影響することもありますし、私も整備で触るときには未だに緊張します。
GT-Rのオーナーさまも強いこだわりや専門知識を持った方が多いので、こちらもプロフェッショナルとして向き合わなければなりません。そのため、納車やご来店時の受付などもすべて認定のテクニカルスタッフが対応する場合も多くあります。高度かつ幅広い技術知識が求められる仕事ですが、それだけに誇りを持って働ける仕事であることは間違いありません。

C/AやT/Aと情報を共有し、
強固な連携でお客さまの対応する

GT-Rに限らず、クルマの整備や点検といった一連の業務は、C/A(カーライフアドバイザー)やT/A(テクニカルアドバイザー)との連携で成り立っています。最初にお客さまの対応を行ってくれるのがC/Aであり、その後T/Aが整備の受付と必要となる作業の説明をしてくれます。いずれかのスタッフと共にお客さま対応を行うこともあれば、C/A、T/A、T/Sの三者が一緒になってお客さま対応を行うケースもあります。

広い店舗内ではインカムを通じて情報を共有し合いながら連携することが必要です。整備中も仲間たちの動きやお客さまの来店を確認しながら、次の行動を考えています。常に皆とつながっている感覚があり、お客さまにいつまでも快適なカーライフを提供するという目標に向かって一体となって働ける環境だと思います。

お客さまの話に耳を傾け、
故障の原因を明らかにする

整備や点検において、車体やエンジンの構造など学校で学んだことは当然役に立ちますが、学校では学べないことやマニュアルにないことも数多くあります。その中でも故障診断は原因が毎回違うので、マニュアル通りの対応だけでは解決できません。そこでまず、私たちが一番重視しているのは「話を聴く」こと。お客さまやC/A、T/Aの話に素直に耳を傾け、想像力を働かせながら故障の原因を探し出します。情報がないことには原因は決して明らかにならないのです。
中には故障の原因がなかなか分からない場合もありますが、そんなときはT/Sの仲間たちと一緒に原因究明に当たります。皆で意見を出し合いながら原因を見つけ出し、無事に修理できたときには達成感があります。T/Sとは、まさに「車のドクター」たる存在です。最終的に「直してくれてありがとう」とお客さまから言っていただけたときに、大きなやりがいを感じます。

ページトップへ戻る