初代GT-R登場
「羊の皮を着た狼」S54Bの血統を引き継ぐスカイライン2000GT-R。レースで名声をはせたR380を一般用にデチューンしたエンジン、直列6気筒、DOHC24バルブの「S20型」を搭載。最高出力160ps/7000rpm、最高速度200km/h、0→400m加速16.1秒という数値は、セダンタイプのクルマとしては驚異的なものであった。GT-Rの「R」は、正にレースを意味していたのである。