SR311 スーパースポーツへの加速
  SR311

65年のマイナーチェンジで大いにスポーツ性を上げたフェアレディは、輸出先のアメリカでも大いに名前をあげていた。そのレースでのリザルトを見ても、65年9月にノース・イースタンデビジョンで優勝、翌66年7月にはナショナルレースでフェアレディ1600がFクラスを制するなど、そのスポーツ性はサーキットのクラブマンレーサー達に至福の時間を供していた。

国内では65年にシルビアが、トヨタからは空力的なボディーを纏い、水平対向2気筒エンジンを搭載したトヨタスポーツ800が登場している。小型車の代名詞となるサニー1000の登場が66年だったことを考えても、国内マーケットはボリュームセラーカーよりも一足速くスポーツカー市場が熱くなっていたのがわかる。
そして、6気筒DOHCエンジンを搭載したトヨタ2000GT、軽量コンパクトなロータリーエンジンを量産化した東洋工業(現マツダ)がリリースしたコスモスポーツMP登場など、日本のスポーツカーシーンを語るのに忘れられない年となったのが1967年である。SR311はこの年に登場するのである。

SR311
FAIRLADY