Styling

英国製に引けを取らないパッケージング

カタログ

フェアレディは当時のスポーツカーマーケットを席巻していたトライアンフ、オースティンなど、強豪達をライバルとする車だったことは、そのスタイリングを見ても明らかだ。ウエストラインから上をすっぱり切りとったようなボディー、そのセンターからやや後ろに立つスクリーン。典型的なロードスターデザインのボディーは、トップをたたんだ時の姿こそ本来のものである。

そして語られることの少ない事実に、この車はMGのデビューより一年早かったということである。最近15年ぶりに復活したMGFであるが、自動車後進国、というよりほとんど知られることのなかった東洋の小国から、世界のモータージャーナリストがあっと驚いた車が生まれたのである。
コクピットの真下に大きなクロスメンバーを持つラダーフレームは、ブルーバードから流用されたもので、それに懸架されるボディーは日産自動車造形課のデザインによるものだ。
この車の存在は、その後ニッサンのなかでのモータースポーツの語り草になるのである。
SP310
FAIRLADY