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魅惑のアメリカンブース
マコーミックプレース

 翌日、再びマコーミックプレースを訪れる。幕張メッセの楽に2倍はある展示スペースは知らない間にとんでもない距離を歩くし、二日に分けて見た方がもっと楽しめる。それに、パンフレットやカタログを集めていると、すぐに手提げ袋が一杯になるし・・・・。
アメリカンメーカー
 今日は、まずアメリカンメーカーを最初に一気に回ってみよう。フォード、シボレー、オールズモビル、クライスラー、マーキュリー、リンカーン、それにジープ。それぞれ、印象に残る車、あまりに平凡で素通りするブース色々だった。
クッパーヘッド

 特にダッジの展示ブースで目に付いたのはコンパクトなオープンスポーツ、クッパーヘッドだ。2.7リッターV6を搭載するこの車は、テイストで外国製品を圧倒しているように見える。セダンの中で気になったのがビュイック・リベエラのスタイル。アメリカ車といえば、派手に大きく、というイメージを持っている方も多いと思う。でも、その強い押し出しはかなり計算されたスタイルで構成されていることがこの車を見るとわかる。

ビュイック・リベエラ

 ポンティアックのコンセプトカー・レイジェスは、まるでセダンのバットマンカーのようないで立ちで展示された。この車のスタイルと、観音開きのドア、何か新しいセダンを予感させる。その反面、キャデラックのように保守的な路線を守る車も少なくない。

コンセプトカー・レイジェス
コンセプトカー・レイジェス  しかし、全体的にはデビュー当時のセンティアがもっていたデザインをさらに発展させたような強烈な個性を持っているのが特徴だと感じた。とにかく、自身のアイデンティティの明確な車が多いこと。これは一旦ショーの会場を離れて街をゆく車を見ても明らか。どれも個性的なキャラクターを持つ訳が路上を見ると次第に分かっている。


   展示ブースで楽しかったのがジープ。
  まるでマジックマウンテンの頂上に車を
  ポンと置いたようなディスプレイは、遊
  び心がたっぷりと入っていた。


ディスプレイ
やっぱりトラックでしょ、と思う

 そして、もう一つ、こちらの主力車種を紹介しない訳にはいかない。そう、ピックアップだ。何たって全米で一番売れている自動車が、フォードのF(フルサイズピックアップ)に類するピックアップトラックだってきけば、いかにこの国でトラックの需要があるか分かるというもの。
 ダッジラム、フォードF、シボレーC、GMCのKシリーズなど、どれも人気のあるフルサイズトラック、そして国産トラックとアメリカメーカーが激突するミニ&ミッドサイズトラックのカテゴリー。もちろん、仕事に使うより、圧倒的にパーソナルユースに使われる事が多い。だから、グレードもラグジュアリーあり、加速ならスポーツカー並のダッシュ力を誇るスーパースポーツありと、SUVであり、セダンであり、スポーツカーでもあるのだ。


GMC

 今回の展示車両の中には、GMCのミッドサイズトラック、ソノマSLS(このトラックはシボレーのSシリーズ、イスズのハンブレと兄弟車)や、ダッジラムに二軸のアクスルを与え、6×6としたショーモデルも投入された。同じくダッジから、まるで50年代のピックアップがもつ流面をうまく取り入れ、ベッドにはお約束のステップサイドを現代風にアレンジ。
6×6


サイドワインダー さらに、ルーフを徹底的に低く抑えたチョップドルックのコンセプトトラック、サイドワインダーを投入。なにやら、93年に全くのショーモデルかと思わせたプリマス・プローラーなるストリートロッドをホントに発売したあたり、サイドワインダーがこのままの姿で登場しないと、記憶の彼方に葬る必要はないのかも知れない。なんたって、このトラック、バイパー用のV10、しかも600PSと110kg-mまで増強されたエンジンを搭載し、車重はたったの1200kgというから、そのパフォーマンスはシボレーのCシリーズに君臨した454SSや、ハリケーンを軽くうっちゃる事は明らか。とんでもないマシンなのだ。

 もちろん、そんなトラック達だから、モータースポーツシーンにも欠かせない役者として登場してる。95年に始まったNASCAR主催のスーパートラックレース用のマシーンもブースでは見かけた。そして多くの観衆から熱い視線を集めるロードバージョンのピックアップ達。HOT DATのルーツもまさにアメリカにあり。今後、この長い歴史を持つピックアップの香りをどれだけ日本が吸収するか楽しみでもあるのでした。
スーパートラックレース用マシーン


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