日産福岡サイト　ニッサンアラモード


	福岡には、“おいしい街”があちらこちらにあるんです。ドライブ好きなグルメ OLマーチさんが、今気になる街へお出掛け！おすすめのカフェ＆ランチ＆お土産を紹介します。

心も体もポカポカになれる町、二日市エリアで見つけた、おいしいスポット教えちゃいます。

遠くからでもひときわ目を引く、堂々たる看板が目印の「小林カレー」は、
長年「カレーの店を開きたい」と思い続けたご主人が、7年前に満を持して
オープンさせた店。
ドアを開けば、そこにはログハウス風のインテリアと、奥様の
「いらっしゃいませ～」という明るい声、さらに食欲をそそるスパイシーな
カレーの香りが待っていました！

壁に大きく貼られたメニュー表のトップを飾るのは「チキンカレー（650円）」。
ご主人曰く、「チキンはうちの看板カレー。鶏ガラをベースに、たっぷりの野菜と
スパイスを加え、スープのように仕上げてあります」とのこと。ひき肉入りの

「キーマカレー（670円）」やイカ墨入りの「ブラックカレー（780円）」にも惹かれる
けれど、ここはやっぱりチキンカレーに。そしてカレーが登場すると…お、大きい！
たっぷりのルゥに、100円プラスして追加した野菜トッピングも乗って色とりどり。
早速ひと口いただくと、まずは玉ねぎの甘味が、その後少しずつスパイシーな
味わいが広がって、いつしか体もポカポカに。
またこんなにボリュームがあるにも関わらず、サラリとしたルゥのおかげで
ペロリと完食できたのにも驚きです。

特製のキャベツサラダ

ところでカレーと言えば、そのお供は福神漬けがポピュラー。
しかし「小林カレー」では福神漬けに代わり、各テーブルに特製のキャベツサラダが
用意されています。これがまた、さっぱりしたビネガー風味で美味！
本当はいくらでもいただきたい1品なのですが、これはあくまでもご主人からの
温かなおすそ分け。ほどほどにいただきましょう。

カレーはすべて辛さのオーダーが可能

カレーはすべて辛さのオーダーが可能。「ふつう」はお子様にもOKの甘い
カレー、大人の方には中辛くらいがおすすめだそう。しかし中には激辛、
激辛2倍、激辛3倍！という方もいるのだとか。とは言え、こちらのルゥには
たっぷりと玉ねぎが入って甘みも強いので、いつもよりワンランク辛い
ものをオーダーしても大丈夫かも。
私はこの日、大辛を美味しくいただきました。


				小林カレー住所：福岡県筑紫野市二日市中央2-6-11 TEL：092-928-3202 営業時間：11:00～15:30（OS15:00）／17:00～21:00（OS20:30）休み：月曜日

次に訪れたのは、地元の方に愛されて18年という喫茶室「かうひい屋」。
30年前、アメリカン珈琲をはじめとする“浅煎り”珈琲が主だった時代に、
ヨーロピアンな“深煎り”珈琲に魅せられ、友人らと研究を重ねたという
ご主人のお店。
平日の午後、8席のカウンターは満席。
皆、ご主人が丁寧に淹れてくれるコーヒーを心待ちにしている様子です。

「かうひい屋」でまずいただきたいのは「メロウ・ブレンド
（500円）」。深煎りの面白さを味わうことができる、コロンビア、
ブラジル、キリマンジャロという3種の豆のブレンドです。
フィルターは、片面が起毛したネル素材。実はご主人の
お手製で、1枚で60回ほど使えるのだとか。
この中に挽き立ての豆をたっぷりと入れ、1滴１滴お湯を
注いで豆をふっくらと蒸らして淹れていきます。
この丁寧な作業を、ご主人は毎回楽しんでいるそう。

メロウ・ブレンド

目の前に置かれた「メロウ・ブレンド」は、深みのあるいい
香り。珈琲の色は濃い目ですが決して重くなく、最後まで
香ばしさが楽しめます。またこうしたストレートな珈琲に対
する１杯としておすすめしてもらったのが、「ウィンナ珈琲
（600円）」。
「ごく一部の人だけが好む味でもあった珈琲が、多くの
人に飲まれるようになったのは、ミルクやクリームの
おかげ」とご主人。確かに、ガツンと存在感のある
イタリアンブレンドも、クリームのおかげで味わい深い
コクはそのままに、まろやかにいただけるのでした。


	お店では、珈琲豆の販売も行なっています。「メロウ・ブレンド」は100g750円。ネルフィルターも販売しているので、自宅でもぜひチャレンジしてみたいもの。ギフトにも喜ばれそう！また喫茶室でもいただける、奥様お手製のクリームチーズケーキも大人気。こちらは 1カット350円です。


				自家焙煎かうひい屋住所：福岡県筑紫野市二日市中央4-14-8 TEL：092-922-9648　営業時間：10:00～21:00（OS20:30）休み：日曜日

「かうひい屋」から10分ほど車を走らせて向かった先は「ジャン・ドゥ」。
オーナーシェフは福岡の調理師学校を卒業後、フランス料理のシェフと
なり、フランスへ渡った先でパティシエに転身したという経験を持つ
陶山シェフ。
「お客様に感動を届けたい」という一心で、最高の素材を選び抜き、
手間を惜しまないケーキ造りを心がけていらっしゃいます。そんな
シェフの熱い思いがこもったケーキを求め、お店は常に大盛況。
なのに、スタッフさんがいつもニコニコと対応してくれるのが嬉しい。
さてさてまずは、シェフのイチオシである「キャレド・ショコラ（手前・399円）」
と「ロージェ（336円）」を指名！

ショートケーキもさることながら、「ジャン・ドゥ」で忘れてならないのが
ロールケーキ。何と1日200本を販売している看板商品です！シェフの
ご実家である養鶏場から毎日届く新鮮な卵を、惜しみなく使った生地は
ふんわりと焼き上げられ、カナダの最高級メイプルシロップの原液で
甘さを整えた生クリームは、圧力を加えることでとことん軽く仕上げられて
おり、その自然な甘さは男性をもとりこにするほど！シェフ曰く、
「ロールケーキ作りは私のライフワーク」。それほど力を入れている1品
なのです。
シンプルな「特製ロール（945円）」のほか5種のロールケーキが
ありますが、今日は、米粉が入ったもっちり生地に、栗がゴロリとぜいたくに
入った大人のロールケーキ「抹茶ロール（1,470円）」をテイクアウト。

梅の形のマドレーヌ「飛すれば（1個179円）」と黒ごまの風味漂うスティックパイをしのばせた「宰の“Ui”」

さらにシェフが力を入れているというのが、地元にちなんだお菓子。
3年前の九州国立博物館の開館時に市からの依頼もあって誕生した
梅の形のマドレーヌ「飛すれば（1個179円）」に続き、昨年は太宰府の民芸品
「うそ」をかたどったパッケージの中に黒ごまの風味漂うスティックパイを
しのばせた「宰の“Ui”」を発売。
そして今年は第3弾のお菓子も登場予定とか。オリジナリティに溢れたお菓子は
県外の方にも喜ばれること間違いなし！


				ジャン・ドゥ住所：福岡県太宰府市通古賀3丁目9-8 TEL：092-928-0505　営業時間：9:00～20:00 休み：月曜日（祝祭日の場合は翌日休み）